リュボミアスキー教授の 人生を「幸せ」に変える10の科学的な方法の書評

習慣化

いま、持っているもので満足をしない人は、これから手に入れるものに満足することはない。(ソクラテス)

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リュボミアスキー教授の 人生を「幸せ」に変える10の科学的な方法の冒頭に
このソクラテスの名言が紹介されています。
人の物欲は限りがなく、もっと、もっとと思い始めると
不思議なもので幸せは遠ざかっていきます。
満足感とは、物欲では叶えられず、心を満足させることで得られるのです。
ものには、すぐに慣れてしまい、これをいくら追求しても幸せにはなれないのです。

本書には「〇〇がなければ、〇〇しなければ、幸せになれない」という考え方から
抜け出すことが幸せの入り口だと書かれています。
この「〇〇がなければ、〇〇しなければ、幸せになれない」という誤った10の神話
読むことで、何があれば幸せになれるのか?を理解できます。

実は、意外なことなのですが
幸せは、視点や思考を変えることで、手に入るようになります。
長期的な視点に立つことで、幸せになる方法が見つかるのです。

実際、そもそも出来事の変化を危機的な状態にしてしまうのは、予測可能なありふれた人生の実の姿ではなく、私たちの「最初の反応」なのです。不運なことに、「最初の反応」のせいで、人は「劇的な(そしてしばしば壊滅的な)対応を選ぶしかない」と思い込んでしまいます。たとえば、もはや仕事で満足感が得られないとわかると、その仕事に悪い点があるのだと決めつけて、ほかの職をすぐさま探し始めるというのは、よくやりがちな「最初の対応」です。けれども、仕事の形を変えたり考え直したりせずに、「もっと長い目で見る」という解決方法を試す価値もあるかもしれません。現在の自分の考えや気持ちを再検討したり、修正したりするという選択肢です。

反対に、逆境が幸せを運んでくることが最近の調査で分かってきました。
私たちは、視点を変えることで、不幸を乗り越えることができます。
今、自分の周りにあるものに感謝することで、私たちは不幸から抜け出せます。
多くの人に支えられて生きていることに気づければ、生き方が変わるはずです。
幸せになるためには、苦労をして
自分を鍛えた方が良いという話は、とても参考になります。

「いくつか悪いことが起こったとか、人生が変わるような瞬間を味わったなど、ある程度の逆境を経験した人は、まったく逆境を経験しなかった人よりも、最終的には幸福になる」そうです。そして、悩みを覚えたりトラウマがあったり、ストレスを感じたり健康を害したりすることがより少なくなるのです。打ちのめされるような瞬間を幾度も耐えると、人はたくましくなり、その後、大なり小なりの困難やトラウマに対処する心構えがさらにできるようになります。 

また、幸せ時間をたくさん感じられるようにすることで
人は幸せになれるとリュボミアスキーは次のように言っています。

また、幸せになるためのカギは、どれくらい幸福感を強く味わうかということではなく、ポジティブな感情や幸せという気分をどれくらい多く感じるかなのです。

そのためには、健康が重要なファクターになります。
人は幸せになればなるほど、より健康になり
その結果生産的で創造的になり、より接近志向になって
他人に援助の手を差し伸べるというのです。
ここから、感謝の気持ちが生まれ、ハッピーの循環がはじまります。
自分自身を助け、次に人に貢献することで、幸せを感じる時間を増やせたり
幸せを何度も味わえるようになります。
この思考法を手に入れられれば、モノに支配されずに
いつでも幸せを感じられるようになります。
幸せへの思い込みを変えることが、本書によってできるはずです!

今日もお読みいただき、ありがとうございました!

   

photo credit: One in a million via photopin (license)

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