長倉顕太氏に学ぶ、身体的な感覚を取り戻す7つの方法。超一流の二流をめざせ!の書評

「目の前のことに集中しろ。今この瞬間に、正直に生きろ!」これしかない。これができなければ、絶対にあらゆる点でうまくいかない。「自分は運が悪い、火消し人生だ」と自分のことを卑下する人は、心ここにあらずて、いつも不安な情報に煽られながら、起きもしない将来の不安を考えたり、過去の出来事にとらわれたりしてしまっている。実はそのような人こそ、「不安情報化社会」の格好の餌食となっているのだ.もし、そんな人が、100ぐらいのエネルギを持っているとしたら、99くらいは将来の不安を考えたり、過去の出来事にとらわれてしまっている。(長倉顕太)

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日本という先進国に生まれたことは、とてもラッキーなことなのですが
ここに安住してしまうと、面白い人生が送れなくなります。
多くの情報に踊ろされ、他人の人生を生きることになってしまうのです。

私はソーシャルメディアのアウトプットで人生を変えてきましたが
最近では、ソーシャルメディアの時間を減らしています。
その理由は、仲間の投稿を読むのに時間を使いすぎ
今ここに集中できなくなってきたからです。
情報発信は、ブログをプラットフォームにして
ソーシャルメディアの滞在時間を1日30分程度に減らすことにしたのです。

友人との交流は大事なので、ソーシャルメディアだけに頼るのではなく
ライブ感を大事にしたいと考えるようにしたのです。
最近では人とのダイレクトな時間を優先するように意識を変えています。
ソーシャルメディアの時間は、とても楽しいものですが
ここに時間を使いすぎると、自分の生産性は下がります。
また、他人の価値観に振り回されるリスクもあります。

50歳を過ぎたあたりから、自分の価値観を大事に生きようと決め
よりブログでの情報発信を意識しました。
やりたいことをブログで宣言する!実際に行動する!
リアルのコミュニケーション・ライブ感を大事にする!という3つのことが
夢を実現する近道だと見つけたことが、私の人生をワクワクなものに変えました。

自分のやりたいことは、日本企業の海外進出のサポートや
成長しそうな企業のブランディングだと気づき
そこに自分の時間を集中することにしたのです。
今ここを力強く生きれば、人生は良い方向に変わるはずです。
自分のエネルギーを高めるためにも、自分のやりたいことに集中すべきなのです。

以前から読みたかった長倉顕太氏超一流の二流をめざせ!を読んで
誰かの人生を生きるのは、本当に無意味だと思いました。

「自分の価値観」で生きることでしか、「自分の人生」を生きることはできない。(長倉顕太)

他人の価値観ではなく、自分の感性を大事にしないと
自分の人生はいきられないという当たり前のことを
私たちは忘れてしまっているのかもしれません。

本書の中に身体的な感覚を取り戻す7つの方法が紹介されています。
親や社会からの洗脳を解いて、自分らしく生きるためには
今までの価値観をゼロベースにすることが大事なのかもしれません。

1、親との距離を取ること
2、いらない人間関係は手放すこと
3、自宅を引っ越すこと
4、金を使い果たすこと
5、会社を辞めること
6、海外に一ヶ月以上行くこと
7、両極を知ること

また、自分のスタイルを持つためには、書くことが重要だと長倉氏は言います。
書くことで、私たちは自分の軸を作れるようになります。
自分との対話で、やりたいことが見つかるのです。
ソーシャルメディアやブログも自己確認のために書くというスタンスが大事なのです。
情報発信することで、新たな人間関係が作れ、過去の連続からの脱出が図れるのです。
(同じ仲間からは、面白い話は運ばれてきません!)
私の人生の後半戦が面白くなったのも、断酒と情報発信による人脈の変化のおかげです。

情報発信によって、一から新たな人間関係がつくれるのです。
ソーシャルメディアやブログは、自分を徹底的に語るために使うべきなのです。
自分に興味をもってくれた人たちとの新たな出会いをデザインできれば
人生は、確実に面白くなります。
ブログとソーシャルメディアが人生を変える最強のツールであることを
本書を読むことで、再認識できました!
時間は有限な資産です!
やりたいことを徹底的にやりましょう。

   

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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