30分くらい歩き続けると、脳内にセロトニンという物質が分泌されます。リズム運動などで分泌されることで知られているセロトニンですが、幸福感をもたらす作用があり、リラックス効果も高く、興奮しすぎた脳を抑制してくれます。セロトニンが不足するとうつ病のリスクが高まるとも言われています。(木村匡宏、田邊大吾)
歩くことで、脳が幸せを感じると多くの人が指摘しています。
書籍24時間疲れない! 最強の身体づくりにもセロトニンの効用が紹介されていました。
著者の木村匡宏氏、田邊大吾氏は大リーグの岩隈投手のトレーナーとして活躍していますが
その二人も歩くこと(リズム運動)を推奨しています。
私たちは歩くと幸せな気持ちを味わえますが
それは幸せホルモンのセロトニンが分泌されるからです。
セロトニンは、幸福感をもたらす作用があり、うつ病のリスクも低めてくれるのです。
ウォーキングは時間さえつくればできますから、もっとも身近な健康法と言えます。
1日30分以上のウォーキングが私たちの心と体を健康にしてくれるのです。
ジョン J. レイティ、エリック ヘイガーマンの二人も
脳を鍛えるには運動しかない!の中で、歩くことなどの有酸素運動が脳に対して
素晴らしい効果をもたらすと書いています。
1、頭をすっきりさせる。
2、ニューロンどうしの結び付きを強める。
3、新しいニューロンの成長を促す。
脳と体の健康のためにも、1日30分歩くことを習慣化することが求められているのです。
24時間疲れない!最強の身体づくり [ 木村匡宏 ] |
ウォーキング以外でも、幸せホルモンのセロトニンを分泌できます。
■朝日を浴びる
セロトニンは朝につくられるので、朝の太陽光を浴びることが
セロトニン活性には効果的です。
朝早起きして、カーテンを開けて朝日を浴びるのです。
同時に朝のウォーキングを習慣化すれば、朝から幸せ気分で1日を過ごせます。
■セロトニンが含まれる食事を摂取する。
セロトニンはトリプトファンとビタミンB6に多く含まれています。
トリプトファンは乳製品や肉、魚から
また、ビタミンB6は肉、マグロなどから摂取可能です。
幸せ気分を味わいたかったら、美味しいセロトニンが含まれる料理を意識しましょう!
■深呼吸
深呼吸もリズム運動なので、セロトニンを分泌します。
腹筋を使いながら呼吸法することで、脳内の神経伝達物質のセロトニンの生成を促せます。
■スキンシップ(タッピング)
トントンとリズミカルに相手をタッッピングすることも効果があります。
パートナーの背中や肩、首筋、頭を軽くタッピングします。
1回1秒の感覚でリズミカルにタッチすることで、セロトニンを活性化できます。
幸せホルモンのセロトニンを分泌させるために
ウォーキング、朝日を浴びる、食事を気遣う、深呼吸、スキンシップの
5つを自分の習慣に取り入れましょう!
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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