悪い習慣をやめたい時にもゲームが効果がある?

米国ガン協会、ブラウン大学、ストーニーブルック大学の研究者チームが、ニコチンを断たれた喫煙者が配偶者(パートナー)とふたりで協力ゲームをプレイすると、欲求を抑えられることを発見した。(ジェイン・マクゴニガル

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ジェイン・マクゴニガルスーパーベターになろう!書評を続けます。
私は今までゲームを嫌ってきましたが、本書を読むことでその考え方を改め
テトリスを1日数回プレイするようになりました。
この結果、不安や欲求を抑えたり、集中力がアップするなど
ジェインが教えてくれたゲーム効果を実感しています。

やめたいと思っている煙草を吸いたくてたまらない状態でも
ソーシャルなゲームやパズルをすることで
別の神経経路から報酬が与えられたと脳が感じ、タバコを我慢できるようになるのです。
タバコをゲームやパズルに置き換えることで、脳が満足感します。
これはfMRIのスキャン画像からわかったことですが
ソーシャルゲームやパズルが、脳の報酬中枢にニコチンと同じ作用を促します。
同様にアルコール依存や食べ物、ドラッグに対する欲求も下げられます。
何かをやめたければ、ゲームをするか?恋をするかですね!!(笑)

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また、ゲームには不安を除去する効果もあります。
悪いことを考えそうになったら、騙されたと思って、短時間ゲームをしてみましょう。
ゲームにフォーカス、集中することで
注意のサイクルが破壊され、気持ちが落ち着きます。

ゲームをプレイすることは、悪いことが起きるかもしれないという想像をやめるきっかけになる。ゲームは注意のサイクルを破壊するからだ。

なんと手術前の子供にもゲームが効果があったというのです。
ニンテンドーDSなどの携帯ゲームを手術前に許可された子供たちは
不安をほとんどまったく感じなかったそうです。
そして、手術後もその効果は続きます。
ゲームをした子供たちは麻酔から醒めた後でも
薬を与えられた子供たちの半分以下の不安しか感じず
薬の副作用も皆無だったとのことです。

このようにゲームは瞑想と同じような効果があります
少しで不安を感じたら、深呼吸をする!
あるいは、ゲームに手を伸ばすのもよいかも知れません。
ただし、やり過ぎには注意が必要です。
何事もほどほどが肝心です。
ゲームに時間を奪われると本当にやりたいことができなくなってしまいますから!

今日もお読みいただき、ありがとうございました!

     
       

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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