セルフイメージを決めるときには、さまざまな要因がからむ。そのイメージが自分にふさわしくないと思ったら、いつでも好きなようにつくり直すことができる。髪を切るとかダイエットするなどの外見的なことでも、悪癖を断つとかスキルを磨くなどの性格に関することでも、アイデンティティの一部を完全に変える(たとえば改名など)ようなことでも、何でもいい。セルフイメージを気に入らないままにしておく必要はないのだ。(バーナード・ロス)
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スタンフォード大学dスクール 人生をデザインする目標達成の習慣の書評を続けます。
私たちの多くは子供の頃のセルフイメージを引きずって生きています。
親から怒られた記憶や小さな失敗が原因でセルイメージが出来上がっているのです。
しかし、そんな過去の記憶や体験に人生を支配される必要はありません。
バーナード・ロスが言うようにセルフイメージを変えることで
私たちはよりワクワクな人生を送れるようになります。
自分を怠け者、誤字が多い、だらしない、集中力に欠ける、自己中心的と定義したとしても、いつまでもそのイメージを保持する必要はない。今すぐ、自分を違った目で見ると決めてかまわない。そして、変化してかまわないのだ。
自分の過去の思い込みを信じていると人生の可能性を自ら閉じてしまいます。
自分の人生は本来自分でコントロールできますが
子供の頃の記憶がそれにブレーキをかけてしまうのです。
私たちは現状を居心地良いと感じるので
自分のコンフォートゾーンからなかなか抜け出せません。
当然だと思っていることが、わたしたちのセルフイメージの基盤となり、人生の諸々に意味を与えている。その背後にある思い込みを明らかにすれば、その意味を確認し変更できる。そうすることで、わたしたちは操り人形から真に自立した存在になれる。
自分の中の当たり前を見直し、それを疑うことで
自分の人生を生きられるようになるのです。
まずは、なりたい自分を徹底的に書き出して
自分のセルフイメージを書き換えることに注力しましょう。
スタンフォード大学dスクール 人生をデザインする目標達成の習慣 [ バーナード・ロス ] |
環境を変えるために、友だちの無茶なプランに乗って、全国横断旅行について行ってもいい。普段とは違うグループで自分に合うグループを探してもいい。本物の「全体像」とはこういうことだ人は死ぬとき、何も持って行けない。だから、ぐずぐず立ち止まったり、溜め込んだりしないで、できるだけたくさんの経験をこの世界でしたほうがいい。
自分のセルフイメージを変えるためには、他者の力を借りるのが一番です。
以下までとは違う人たちと付き合う際に、なりたい自分になって行動するのです。
私は断酒した時に飲み友達とは距離を起き
勉強会や読書会で理想の自分を演じることにしました。
言葉を変え、思考を変え、行動を変えることで、新たな自分をデザインできました。
そこから本を書くという夢が実現し、自分のイメージを完全に書き換えることに成功しました。
酔っ払いのアルコール依存症から著者に生まれ変われたのです。
ネガティブな言葉を捨てて、自分には「できる!」と考えることで
結果が出るようになったのです。
このようにセルフイメージを書き換えることで、夢が叶うようになるのです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました!
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