「他人のアドバイスは危険だ」という格言がある。場合によっては、そのとおりだ。(ジェリー・ミンチントン)
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ジェリー・ミンチントンの自分の価値に気づくヒントの書評ブログを続けます。
自分の考えがない人に限って、他人のアドバイスに盲従して失敗を重ねます。
しかし、アドバイスという行為が全て悪いわけではありません。
コーチングやコンサルティングによって、成長する人もたくさんいます。
他人のアドバイスが危険な時もあれば、結果を残せる時もあると考えた方が良さそうです。
まず、求められるのは本人の資質と覚悟です。
この2つがなければ、物事はうまくいきません。
また、アドバイスする側の資質も重要です。
アドバイザーの選択を間違えると、悲劇が起こりかねません。
目の前の課題をしっかりと解決できる人を選ばなければ、良い結果は残せません。
その時の基準になるのが、専門性と信頼性です。
たとえば、弁護士の場合、その道のプロを選ばなければ、裁判には勝てません。
専門知識を持っている人のアドバイスに耳を傾けなければ
良い結果を得られるはずがないのに、私たちは仲間に気軽にアドバイスを求めてしまうのです。
経済やパソコンの専門家に裁判を頼んでも、全く意味がないのに
私たちはこのようなことを実生活では、絶えず行なっています。
恋愛の相談も離婚ばかりしてる専門家にお願いしても、成果は得られません。
実績を残している人、信頼できる人を見つけて、相談しなければ
貴重な時間とお金を無駄にしてしまいます。
自分の価値に気づくヒント [ ジェリー・ミンチントン ] |
では、どんな人のアドバイスを受け入れたら良いのでしょうか?
ジェリー・ミンチントンは以下の条件にフィットする人に相談すべきだと言います。
1、人生全般にわたって成功している人
2、知性のある人
3、人間の本質について熟知している人
4、さまざまな経験を積んでいる人
5、あなたのことを親身に思ってくれている人
確かに成功者の話には説得力があります。
彼らに相談することで、専門家を紹介してもらえるかもしれません。
知性や経験豊富な人とのつながりも大事です。
そして、親身になってくれる人をメンターやコーチにすると
困った時に良いアドバイスをもらえます。
しかし、本当に大切なことは自分で判断することです。
専門家らアドバイスを受けたのちに。その内容を慎重に検討しましょう。
アドバイスを求め、良識にしたがえ!(ユダヤの格言)
最終決定をしなければならないのは、自分なのです。
決定したことによってもたらされる現実に自分で責任を取らなければなりません。
悪い結果が出ても、他者を恨んではいけないのです。
アドバイスを取り入れ、決断がうまくできるようになると
未来を明るくできるはずです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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