不安はきまって今存在するもの、計画はきまって未来に存在するものである。そこから、怠け者の例の決まり文句「そのうちやる」が出てくるのだ。そうではなく、「今やっている」と言うべきだ。なぜなら、未来はまさに行動の中にあるのだから。(アラン)
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先延ばしをやめて、今やっているを口ぐせにする!
昨日に引き続き「アランの幸福論」について書きます。
アランは「そのうちやる」と言う口ぐせをやめて
「今やっている」と言い換えるべきだと指摘します。
未来は予測できませんが、何もしなければ未来は不確実なままです。
そのうちやるをモットーにしていると、何も現実は変わりません。
しかし、アクションを起こしさえすれば、未来をより良くできるのです。
ある仕事を通じて見えてくる未来は想像どおりであることは決してなく、かならずもっとよいものだからである。ところがだれもそうは思わない。それで、夢見る人たちは言いつづけてばかりいるのだ。人がやった仕事よりも自分の構想のほうがずっとすばらしいのだと。
私たちは面倒だと思うと、なかなか行動を起こせませんが
大きな目標を小さく切り刻めば、意外に動けたりします。
構想より行動の方が効果があると信じて、夢に向かって歩み始めるのです。
小さなアクションでも「今やっている」と言って
アクションを起こすことで、私たちは未来を変えられるのです。
偉大な小さな一歩を踏み出し、まずは自分を褒めてみましょう!
その小さな歩みを続けることで
私たちはやがては目標を達成し、幸せな気分を味わえます。
アランの幸福論 エッセンシャル版 |
自分を信じて、スタートする!
刺繍も、はじめの数針はどう見ても楽しいものではない。ところが刺し進むにつれて、希望に弾みがついてくる。だからこそキリスト教の七つの徳目の中で、「信じること」が第一の徳であり、「希望を持つこと」は第二の徳にすぎないのである。つまり、希望を抱く前に始めるべきであり、希望が出てくるのは進んだ段階に移ってはかどってから、ということなのだ。現実の計画が発展しうるのは、仕事そのものからだけなのである。
大きな目標を作ったら、目標を小さく切り刻み
つべこべ言わずにまずは、はじめてみるのです。
何日か続けるうちに、なにがしかの結果が出るようになり、自信が生まれます。
希望は多少なりとも結果が出ることで、見えてくるものです。
継続は決して裏切らないという成功の鉄則を信じれば
たとえ、成果が上がらなくても、モチベーションを保てます。
行動を日々の習慣にすることで、できることが増え
そこから達成感や満足感を得られます。
小さなアクションを習慣化することで、私たちは幸せな気分を味わえるようになるのです。
やりがいのあることはなんでも難しいものですが
一つ一つの課題をゲームのようにクリアすることで、私たちは幸せになれます。
「今やっている」を当たり前にすることで
私たちは人生を楽しめるようになるのです。
先延ばしによって不安を感じるより、今に集中することを選びましょう!
これが幸せになれる秘訣なのですから。
まとめ
アランの言葉を信じれば、先伸ばしをなくせます。
「今やっている」を口ぐせにすることで、日々の行動を変えられます。
小さな一歩を続けることで、やがては目標を達成できるようになります。
また、日々のアクションから、達成感や満足感を得られ
幸せな気分を味わえるようになります。
今日もお読みいただき、ありがとk、k、うございました。
参考図書 アランの幸福論
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