完璧主義をやめて、自分に優しくしよう!

問題は、すべてが完壁で問題のない人生を求め、そういう人生があると思い込み、頑張りすぎてしまうことです。普通に生きるだけでも大変なのに、ときに物事を必要以上に難しくしているのです!もっと現実的に目指すべきは、安らぎ、幸せ、落ち着きを感じている時間は増えている、と感じられるようになることです。そうすれば、ストレスや不安な気持ちが減るはずです。いまの社会の風潮は、人生は完壁であるべきで、そうでないなら満足すべきではない、というものです。(マッツ・ビルマーク&スーサン・ビルマーク)


photo credit: rlaxman a set of dried flowers via photopin (license)

完璧主義をやめ、時には自分の弱みを他者に伝える

マッツ・ビルマーク&スーサン・ビルマーク
北欧スウェーデン式自分を大切にする生き方を読むと
完璧主義がストレスの原因になっていることがわかります。
幸せに生きたければ、今すぐ完璧主義をやめるべきです。

スウェーデンだけでなくここ日本でも完璧主義が蔓延しています。
完璧主義に陥ると他者からの批判や失敗を恐れ
ありきたりの選択をしてしまいます。
人と同じような選択をすると、自分の本当にやりたいことができなくなり
結局は幸せを遠ざけてしまうのです。
自分の人生を生きたければ、完璧主義をやめ、変化を起こす必要があります。
自分の価値観を変え、完璧でなくても大丈夫と
新たな視点で人生を捉え直すのです。

「完壁」という言葉を使うことすらやめるべきです。完壁なものなど存在しないのです。あるいは、ありのままの状態ですべてが完壁と言えるかもしれません。

自分を追い詰めてばかりなら、いつまでたっても幸せになれません!
ありのままの自分でいることを選択しましょう。

完壁主義に陥ると自分の行動にブレーキを踏んでしまいます。
なにかやってみようという気持ちを思いとどまらせてしまうのです。

「どうせ完壁にできっこないのだから、わざわざやってみるまでもない」と考えるからです。また世間には、「よし」と思われるようなあり方、暮らし方、装い方があり、そうしたものを完壁な理想として多くの人々が目指しています。

「しなければならない」ことから脱却する

本当にすべきなのは、「しなければならない」ことを達成可能な目標に変えることです。自分が本当にしたいことだけを目標にします。「しなければならない」ことのなかから、本当にやりたいこと、ほかならぬ自分自身が決めたことを見つけたら、それが人生の目標になるはずです。どうやってその目標を達成するか、よく考えるのです。

しなければならないことを書き出すことで
完璧主義から脱却できます。
本当にやるべきことを自ら選択するとマインドと行動を変えられます。
何もかもをやる人生ではなく、自分のやりたいことに集中するのです。

自分の人生を生きるためにはこの作業が欠かせません。
人生の目標を明確にすることで、日々の行動が変わります。
自分の人生のCEOになるために、目標を達成するためのプランを作り
そのためのアクションを今すぐスタートしましょう。

年齢、性別、職業だけでなく、その他さまざまな理由によって、目指すべき理想はそれぞれ異なっていていいはずです。

ミドル世代になったら、完璧主義をやめ
やりたいことを優先すべきです。
限りある人生をエンジョイすると決めれば、気分が楽になります。
失敗を気にしなくなるとストレスを減らせます。
自分の弱みを気にせずに、積極的に動き回ることで気分を変えられます!

また、他者に弱みを見せあうことも効果があると著者は指摘します。
弱音を吐けるコミュニティを持つことで、自分を幸せにできます。
ヒューストン大学のブレネー・ブラウン教授の研究がそれを実証しています。
人は他人の傷つきやすさを知りたがる習性があります。
周りに傷つきやすさを見せることは
本当の自分を表に出すことになり、分かり合えるようになるのです。
このルールを信じて、時には自分の内面を相手に見せるようにしましょう!

まとめ

完璧主義を追い求めるのはやめ、自分を楽にすることを意識しましょう。
他の人すべてが完璧に生きているわけではありません。
周りの人が、みなうまくやっていると思いがちですが
本当は誰もが問題を抱えています。
一人で悩むのをやめ、互いに弱みを見せ合う勇気を持ちましょう。
自分のつらい状況や悩みを正直に話し
人に聞いてもらうことで、気持ちが楽になります。
幸せになるためには、本音で話せる仲間作りが大切なのです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
     

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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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