忘れることは、決していけないことではありません。忘れるべくして忘れる。忘れるから記憶ができる。忘れたものを塗り替えて新しい記憶にして、あなたらしい個性のある人生のストーリーができる、と考えましょう。だから忘れる自分を温かく見守ってください。記憶に執着せずに、新しいストーリーにワクワクしてみてください。(川﨑康彦)
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インプットとアウトプットを両立させよう!
私たちの脳は忘れやすいという習性がありますが
忘れたら再度覚えて、記憶の上書きをすればよいのです。
川﨑康彦氏はハーバード式 最高の記憶術の中で
忘れたものを塗り替えて、新たに記憶をつくればよいとアドバイスしています。
過去の記憶に執着するのではなく、新しい体験を繰り返せば
ワクワクな人生を送れるようになります・
記憶をする時はインプットを重視しがちですが
それだけでは長期記憶として保存できません。
長期記憶として自分の知識にするためには
アウトプットが欠かせないのです。
インプットした情報を自分の記憶と統合させることで
新たなアイデアが生まれます。
このアイデアをアウトプットすると脳が活性化します。
インプットしたらすぐにアウトプット、アウトプットしたらまたインプットというように、ただインプットを続けるだけでなく、身体で表現する体験として記憶しておくのです。そしてまたインプットに戻る。そうすることで、知らず識らずのうちに、その分野で卓越した存在になっていきます。
私は書評ブログを書く時に著者のメッセージを
自分の頭で整理し、文章化しますが
この作業によって疑問が生まれたり、わかっていないことが明確になります。
文章を再読したり、他の文献を調べることで
書籍で得た知識が記憶に残るようになります。
ブログに書き、それをなんども読み返すことで
著者の知識を自分ごと化できるようになります。
私は書いた記事を勉強会やミーティングで
なんども引用し、記憶を強化するようにしています。
多くの記事を書き、周りの人たちに話すことで
点と点がつながり、新しいアイデアが生まれるようになりました。
インプットとアウトプットの両方を心がけると
左脳と右脳をつなぐ脳梁の束が太くなり
脳の働きをよりよくできるのです。
ブログを書くと脳が活性化する!
書評ブログを書くメリットがもう一つあります。
先にアウトプットすることまで考えておくと本の読み方が変わります。
著者の言葉や体験がブログのネタになるので
ワクワクしながら本を読めるようになります。
読書体験を楽しむことで、より記憶に残しやすくなります。
インプットを楽しむことでアウトプットの質も高まります。
インプットを自分ごと化し、記事にすることで
著者の言葉や体験の印象が深まり、自分の知恵にできるのです。
インプットとアイデアとアウトプットの過程を繰り返していくことで、その分野における興味はさらに深まり、自分らしさが出てきて楽しくなってきます。
読書とブログの執筆が私の良い習慣になっています。
ブログを書くことで、ネット上からたくさんの仲間を作ることができました。
インプットとアウトプットを繰り返していると
他者に貢献できるようになり、出会いもデザインできるのです。
まとめ
長期記憶のためには、インプットとアウトプットの両方が必要です。
アウトプットを意識するとインプットを楽しめるようになります。
脳はワクワクな体験が大好きで、記憶にも良い影響を与えます。
インプットとアウトプットを楽しむことで
記憶力を高めたり、新しいアイデアを作れるようになるのです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました!
参考図書 川﨑康彦氏のハーバード式 最高の記憶術
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