顔を上げて笑みを浮力べていると気分がずっとよくなることがわカる。姿勢を正して悲しみを感じることはできないはずだ。(マーク・レクラウ)
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落ち込んだら、姿勢を正そう!
姿勢を正したり、ガッツポーズをとるだけで人は気持ちをポジティブに変えられます。ブライオン、ペティ、ワグナーによる2009年の研究では、姿勢を正して座っている人たちは背中を丸めて座っている人たちより自信を持っていることがわかりました。ハーバード大学教授のエイミー・カディがデイナ・力ーニーと共同でおこなった「体の姿勢が人格を形成する」という研究は有名で、このブログでも何度か取り上げました。それによると、2分間のパワフルな姿勢がテストステロンを20%増やして自信を高め、コルチソールを25%凋らしてストレスを和らげることがわかっています。元気がなくなった時には、力強い姿勢を意識すればよいのです。 パワーポーズを日頃から習慣にすれば、結果を出せるようになります。(エイミー・がディの過去記事はこちらから)私もこの実験結果を知ってから、落ち込んだ時にはすぐにガッツポーズをとるようにしています。
パワーを感じられたり感じられなかったりは、ちょっとしたきっかけでどちらにでも動かせるという大事な点を示しているからでもあります。私たちはじつに簡単に左右される生きものなのです。そう、影響されやすくて弱いともいえます。でも、自分を誘導するやりかたがわかれば、それは強みになります。(エイミー・カディ)
人の気持ちは姿勢によって簡単にコントロールできるのですから、時間を無駄にしてはいけません。重要なプレゼンテションや会議の前に落ち込みそうになったら、2分間、結果を出している人の姿勢を真似て、大きく深呼吸をすれば、自信を取り戻せます。ガッツポーズをとったり、腰に手を当てて姿勢を正せば、良い結果を引き寄せられるのです。
習慣を変えれば人生が変わる [ マーク・レクラウ ] |
笑顔を心がけることでストレスを減らせる!
笑顔には、不思議と挫けそうな心を癒やし、新たな勇気と意欲をわき立たせる力がある。難しいことだが、つらい時ほど、笑顔を忘れないようにしよう。笑顔は心を癒す万能薬。(松下幸之助)
落ち込んだ時には笑顔になることで効果を得られます。あの松下幸之助も笑顔のパワーを活用していました。笑顔を忘れないことが幸せになる秘訣なのです。
カンザス大学の心理学教授タラ・クラフトとセーラ・プレスマンの研究によると、ほほ笑むことはさまざまな状況でストレス反応を変える可能性があることがわかっています。笑うことで心拍数が遅くなり、ストレスのレベルが下がるのです。ほほ笑むことで物事がうまくいっていると脳に伝えられるのですから、笑顔を習慣にするだけで、ストレスをコントロールできるようになります。今度、ストレスを感じたら、鏡に向かって笑顔でほほ笑んでみましょう。偽のほほ笑みが脳に刺激を与え、事態を改善してくれます。ほほ笑む理由がなくても、本当にほほ笑んでいるのと同じような効果が得られるのです。つらいことがあったら無理にでもよいので笑いましょう。そこから新たな解決策が生まれ、自分の気分を短期間で変えられます。
まとめ
落ち込んだ時に解決策を持っているとあっという間に立ち直れます。笑顔やガッツポーズをとることで、気分がよくなることがわかっているのですから、落ち込んだ時にはすぐにそれを試しましょう。また、笑顔やガッツポーズを習慣にするのです。1日に笑顔になる時間を作ったり、姿勢を正すだけで、ストレスをコントロールできま流ようになります。
参考図書 マーク・レクラウの習慣を変えれば人生が変わる。
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