茂木健一郎の脳がときめく言葉の魔法という新刊なのですが
今の私の気持ちにフィットする素敵な書籍でした。
人間は脳で幸運を感じています。(茂木健一郎)
本当に最近はこう感じています。
自分によい言葉、アフォメーションを送り続けることで幸せになれます。
また、嫌な気持ちになりそうな時にも、自分のマインドを言葉で切り替えています。
私には素敵な家族がいるなどハッピーな言葉を自分に掛けることで
不思議なことに気分が切り替えられるのです。
茂木さんは茂木健一郎の脳がときめく言葉の魔法の中で
脳が幸せを感じる時に放出されるドーパミンについてわかりやすく教えてくれます。
だから、幸せ(幸運)かどうかは脳の中をのぞき込むとわかります。うれしいこと、楽しいことがあると、脳内に神経伝達物質である「ドーパミン」が放出されます。そして、このドーパミンが「自分」という自我中枢である前頭葉に放出されると、人は幸せを感じるのです。
また、セレンディピティを偶然の幸運にに出会う能力だと定義しています。
偶然の出会いが幸福の入り口なのですね。
一方で、偶然の幸運に出会う能力を「セレンディピティ」といいます。現在の脳科学では、セレンディピティこそが、人間が創造的に生きるためのキーワードとして注目されています。つまり、人が幸せを感じながら日々生きていくためには、偶然の幸運に出会う能力「セレンディピティ」が必要なのです。
まずは「行動する」こと。すべてはアクションを起こすところからはじまります。次に何かに出会ったら、そのことに「気づく」こと。気づきに必要なのは心の余裕です。目標を立てて行動するのはいいことですが、目標ばかりに目を向けてしまうと気づきは生まれません。そして、出会ったものに気づいたら、それを「受け容れる」こと。偶然出会ったものは、もしかしたら自分の世界観を変えてしまうものかもしれません。それでも、柔軟な発想ですべてを受け容れるのです。
それを間違いなく自分のものとして繋ぎ止めることができるかどうかなのです。
それができる人こそ、幸運を呼び込めるのです。
偶然の幸運を必然の幸運に変えられると言います。
正に言葉が人をつくるのです。
大切なのは自分の夢を実現するために役立つ言葉を送ることなのです。
なりたい自分に近づけるように、成長できるように
脳に幸せになるというイリュージョンをつくりだせる言葉をインプットすればよいのです。
なぜなら、脳は成長するのが大好きだからなのです。
最近、読書のインプットを今まで以上に増やしています。
自分が幸せになれるような言葉に出会える書籍をあえて選んでいるのですが
よい言葉に出会うことで、自分がどんどんポジティブになっている気がします。
脳がこの年になっても成長している=成長を喜んでいるんだ!と
茂木さんの言っていることに、とても共感できました。
そして、本書茂木健一郎の脳がときめく言葉の魔法では
脳に幸せを感じさせる50の言葉が紹介されています。
その中から7つの言葉の魔法を紹介します。
特にイリュージョンのピンポンラリーには共感しました。
■多くの巨人たちに感謝しよう
→感謝の気持ちを持ってまわりをよく見ることが大切
(世の中で最も創造的な人というのは、感謝の気持ちを忘れない人です)
私は1日100回は自分に言い聞かせます。私の精神的ならびに物質的生活は、他者の労働の上になりたっているということを。(アインシュタイン)
感謝するということは、脳の前頭葉にある共感回路、
言い換えると他者との共感を生む脳の回路の働きによることです。
この共感回路を働かせるためには何事にも満足して
不平不満の言葉を口にしないということが重要になってくるのです。
言葉は恐ろしいもので普段口にしている言葉が潜在意識に刷り込まれるのです。
自分が考えていることや口にしている言葉は、潜在意識にそのまま刷り込まれるので。あなたの知らないうちに脳が勝手に実現しようとするのです。
■幸せの青い鳥を探しにいこう
→感謝の気持ちを持つには、あたりまえの生活をしているだけではダメ
(幸せはそばにあっても気付かない。視点を変えることで感謝の気持ちに繋がる。)
■上機嫌でいる。第三の道を突き進もう
→夢を実現するために、今の日常生活を犠牲にしてはいけない
(今日という一日を感謝する。上機嫌とは今置かれた状況を楽しんで
感謝しながら学び、成長し、将来夢を実現すること)
■イリュージョンのピンポンラリー
→夢の実現を加速させるイリュージョンを生み出すためには。
「ブレインオン、ハンズオン(常に脳と手を動かしていく)」ということに尽きます。
(自分の夢を叶えるためには根拠のない自信を持つこと
イリュージョンのピンポンラリー=夢を語ることと現実の行動をつなげよう)
本を出版し続ける=人に役立つという夢を実現するために(ブレインオン)
私も毎日このブログを継続しています。(ハンズオン)
私は期せずしてイリュージョンのピンポンラリーをしていたのです。
■今を生きる。(Carpe Diem)
→時間を経つのを忘れてしまうぐらい熱中することをフローと言います。
フローの状態にあるときこそ、脳を最も有効に使っています。
(■時間を忘れる■我を忘れる■やっていることがご褒美になるがフローの3要素)
この3要素で多くを学べ、創造力を発揮でき、多くを成し遂げられるのです。
まさに人間が使える最大の魔法で、これこそが今を生きることなのです。
■タイムプレッシャーがクオリティを生む
→何事に対しても制限時間を設けて全力で取り組むこと
このタイムプレッシャーの習慣が身につくと、脳がフローに入りやすくなります。
(フローに入ると短時間でも多くのことが学べます。
私たちの脳がひらめきにかかる時間はたったの0.1秒なのです。=フルエンシー理論)
自分にタイムプレッシャーをかけて制限時間を設けると
より多くのことができるだけでなく、質の高いものができます。
私も毎朝30分から45分の時間制限でブログをアップするようになってから
インプットとアウトプットの質をあげることができるようになりました。
時間制限は今を生きる最良の方法かもしれません。
またスキルを上げつつ、課題のレベルも同時に上げることで
限られた時間で上を目指せると茂木さんは言います。
私も最近、ブログの本数をアップしています。
習慣化に関する書籍の書評とiPhoneのアプリに関する記事を多めに書くようにして
自分の成長につなげようと考えたのです。
一日24時間で効果を出すためにはスキルアップと課題のレベルアップを
同時に心がけるのが良いかもしれません。
■一万時間の壁を超えるとリラックスできる
→何事も1万時間以上やるとプロフェッショナルになれる。
習熟してスキルが身につけば、リラックスしながら物事に取り組めるので
自然と夢中になれてフローにはいりやすくなります。
(スキルを上げていくことで、目標をより高く持てる。
一日3時間で10年で1万時間を達成できます。)
高校生のときから私は本漬けの生活をしているために
確かに読書ではすぐにフローに入れます。
多分、読書には5万時間ぐらいの時間を費やしていますから
リッラクスしながら書籍をインプットできるようになっています。
最近ではこのブログを継続することが私の目標です。
なんとか1万時間の壁を乗り越えて
プロフェッショナルの領域に足を踏み入れたいと思います。(今、宣言しました)
■自分への無茶ぶりをしてみよう
→自分にとって高い目標を乗り越えて達成感を味わえると、
ドーパミンの放出によって脳の学びの回路が強化されます。
(高い目標を掲げて自分に無茶ぶりをするときは、勇気が必要です。
それには周りの人に宣言して、有言実行を心がけるのです。)
私が断酒したときにもこの手法で、宣言してみました。
ソーシャルメディアで今の時代は監視されていますから
宣言してできなかったら、恥ずかしいですよね!
無茶ぶりをエネルギーにすることで、人生はアクティブになるのです。
根拠のない自信、自分はできんだという自信が自らを成長させるのです。
私も本を書いたという自信が人生を変えるスタートラインになりましたから
茂木氏のこの無茶ぶりという考え方には共感しました。
他にも多くの脳を元気にする言葉が紹介されていますが
私が共感した言葉を7つ今日は紹介してみました。
引き続きこの茂木健一郎の脳がときめく言葉の魔法はブログで紹介したいと思います。
この本の考えを実践すれば、幸せになれると思います!
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