Kindleでの多読・乱読にこそ価値がある!読書でセレンディピティーを起こしてみよう。

どの本がどう役に立つかということはわからないけれど、たぐさん本を読むと、それが腐葉土のように発酵して脳の中にいい土壌ができる。千冊読んだ人、一万冊読んだ人、というのは、それだけの養分が脳の中に蓄えられるから、とてもおいしい果物ができるということです。(茂木健一郎)

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頭は「本の読み方」で磨かれる茂木健一郎著)に書かれている言葉は
読書の効果を的確に言い合わらしていると思います。
本は読めば読むほど、自分の資産となり、自分の価値を高めてくれるのです。
知識の宇宙を広げることで、視点が多様化し、見えてくる景色が変わります。
著者の体験が積み重なっていくことで、失敗への恐怖心もなくなり
アクションも起こしやすくなるのです。
ビジネス書を読んでいるだけでも、いろいろな知識を得られますが
カテゴリーを広げることで、より一層脳は元気になれるのです。

いつもはビジネス書をよく買って読んでいる人は、古典文学を読んでみる。逆に、小説を好きで読んでいる人は、たまには社会派のノンフィクションなどに挑戦してみるのもいいでしょう。どんなネタがいい仕事につながるかわからないところが、人間のおもしろいところなのです。本の「雑食」なしで、セレンディピティ(偶然の幸運)もありません。

いつもと違うジャンルの本を読むと、脳が刺激を受けます。
文体や空気感が異なるる本を読むと、脳がよりアクティブに動きます。
私は同時に10冊以上の本を併読しています。
いろいろな著者の本、カテゴリーの異なる本を何冊もKindleに入れておいて
気分に合わせて、手を変え品を変え、読んでいくのです。
難しい翻訳書は一日に何ページしか読めませんが
入門書や実用書であれば一日に何冊も読めます。
この読書の蓄積によって、自分の幅が日々広がっていきます。

いろいろなカテゴリーの本を読んでいると
今までは気づかなかった新たな世界を見つけられます。
最近の私にとっては、それが食事だったり、健康だったりします。
やりたいことをやるためには、早死にしてはいけないと思うようになり
その過程で、健康やダイエット関連の本を読み始めたら
自分の価値観が数ヶ月前のモノとは全く変わってしまたのです。
食べるものを変えたり、歩くことが脳に良いということに気づき
脳を幸せにする方法を、今までとは全く別のアプローチから見つけられました。
もしも、脳科学の専門書だけ読んでいたら
脳と足の関係を的確に理解できなかったかもしれません。
翻訳のダイエット本まで読む範囲を広げたことで、私は理想のライフスタイルを見つけたのです

最近ではアマゾンのKindleストアでレコメンドされる本を
今まで以上にチェックしています。
表紙やタイトルが面白そうであれば、迷わず買って
隙間時間を使って読み倒すようにしています。
多くの本を乱読することで、自分の中の知識と知識がつながっていき
これが自分の変化のキッカケになるのです。

この数年で、膨大な本が電子出版され、それがいつでもどこでもKindleで
読めるようになったのですから、どんどん読み倒していきましょう。
本を読む時間がないと言い訳するのではなく
隙間時間でKindle読書を習慣化すればよいのです。

この習慣によって、より多くの知識を手に入れたり
著者の話を今まで以上に体験できるようになります。
これこそが、Kindle時代の読書の醍醐味で、時間を味方につけられるのです。
Kindleで多読・乱読ことによって、自分の可能性が広がり
不思議なセレンディピティーが起こるようになります。
どの本が役立つかを意識するのではなく
読んだ結果、何かが起こるのだ!と思えるようになれば
多読や乱読の価値を実感できるはずです。
Kindle読書であなたもセレンディピティーを起こしてみましょう!

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
   
photo credit: some books via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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