成功の門の書評(ロバート・アンソニー著)潜在意識という宝の活用の仕方

講演家、心理学者でもあるロバート・アンソニー
成功の門―限界を突き破る50の知恵を読み返しています。
30年以上前の書籍ですが、わかりやすく成功哲学が書かれていて
モチベーションをアップできますので、読む価値があると思います。
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特に、私がテーマにしている潜在意識について
シンプルな表現でわかりやすく解説してくれています。
この部分を読むだけでも、買う価値があると思います。

表層意識のずっと奥深くに、「潜在意識」と呼ばれているすばらしい宝が埋もれています。この潜在意識のなかにあらゆる情報がひとつも漏れることなく降りてきます。潜在意識とは記憶の貯蔵庫であり、知識の膨大な地下倉庫なのです。成功しようと思うなら、今まで以上にこの潜在意識を活用していかなければなりません。ところが、私たちは地下室に金貨の詰まった壺があることに気づかず、火の気のない部屋の、何も置かれていないテーブルに座っている貧しい人と同じみじめな生活を送ってしまいがちなのです。

私たちは潜在意識という素晴らしい財産を持っているのですが
多くの方々がこの存在も知りませんし、活用もしません。
以前の私も潜在意識の話を積極的に信じていませんでした。
しかし、ロンダ・バーンザ・シークレットを読んでから
私の思考と行動は、大きく変わりました。
最近では、潜在意識に向かっていつもポジティブなことを語っています。

潜在意識は日常生活ばかりでなく、仕事の能率を高めるのにも役立ちます。有能な秘書として、表層意識が見過ごしていた情報を調べ、特定の時間までにやらなくてはならないことを思い出させてくれるのも潜在意識で、うまく活用すればあなたは今までよりずっと有能な人物として生きていけるのです。コンピュータのように、表層意識のなかに受け取ったあらゆる情報や印象は、表層意識の下にある潜在意識が記憶しているのです。

過去の記憶や体験から私たちに有効な情報をもたらしてくれるのが
潜在意識なのですから、活用しない手はありません。
良い質問を投げかけ、思考をよくすることで
潜在意識が良い結果を運んで来てくれるのです。

1日に1件、自分の解決したいと願っている問題を選んで潜在意識に問いかけてください。朝と夜の静かな時間に五分ほど潜在意識を活用しましょう。あらゆることが潜在意識のレベルで問題解決に向け動きだすことに気づくでしょう。突然、ポンと解答が頭に浮かんでくるはずです。それが正しい答です。なぜなら、潜在意識は「創造的知性」という英知が流れ出す水源につながっているからです。もし健康になりたいのなら、健康ということを一心に願い、体が弱いことや病気について考えてはいけません。一日一日、自分が健康や幸福に近づいていることを確信してください。もし成功したいなら、失敗について考えてはいけません。幸福になりたいなら、不幸や失望にめげてはいけません。

潜在意識は判断や反応をしませんから
ネガティブな情報を送るとそれを実現しようとします。
ですから、成功したいのなら、素直に成功について考えるとよいのです。
幸せになるために自分の意識をポジティブにし、良い思考を心がけましょう。

自分の生き方を決められるのは自分だけだ。自分に対する決断を下せるのは自分しかいないのだ。今までの自分の考え方が、現在の自分の境遇を作ってしまった。でも自分の考えに責任を持たなくてはならないのは自分なのだから、今までの考えを変えていけば、人生も変えていくことができる。(ロバート・アンソニー)

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
  

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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