自分が「ここまで」と思っている限界は、決して限界ではありません。全遺伝情報(ゲノム)はたったの二%程度しか働いていないのだと思って、何事も「できる」と信じてやってみることです。「もっとこうなりたい」というハングリー精神があってこそ、人は何かにチャレンジしようと思うものであり、そこから新しい力を発揮するような遺伝子がオンになるのです。(村上和雄)
村上和雄氏のスイッチ・オンの生き方の書評を続けます。
村上氏は遺伝子のスイッチをオンにすることで
自分の限界にチャレンジできると書いています。
「できる!」といつも思うことで、
人はとてつもない可能性にチャレンジできるのです。
村上氏は、その際に、ストレスとの付き合い方がポイントになると書いています。
カナダの生理学者ハンス・セリエは「ストレスは人生のスパイスだ」といっています。ストレスというと嫌う人が多いのですが、適度のストレスはむしろ必要なものなのです。私はストレスを「陽性」と「陰性」に分けて考えています。陽性のストレスとは、笑ったり喜んだり感動したりする気持ちです。これらはよい遺伝子のスイッチをオンにしてくれます。一方、陰性のストレスとは不安や悩み、怒りなどであり、これらは悪い遺伝子のスイッチをオンにしてしまいます。
村上氏は「陽性のストレス」という考え方を提示しています。
私たち、人間は、適度のストレス楽しめるように創られています。
笑ったり、感動することで、私たちは遺伝子をスイッチオンの状態にして
ストレスを受け止め、楽しめるようになるです。
遺伝子がアクティブに活動することで、私たちはハッピーになれます。
ストレスをコントロールするのも、実は自分の考え方次第なのです。
ストレスを感じた時に、それをチャンスと捉えるか?否か?の選択をするのも
結局は自分自身の思考によります。
ストレスが陽性になるか陰性になるかは、その人の心次第です。つまり、ストレスに善し悪しがあるのではなく、ストレスをどう受け止めるかで、それがよいストレスにもなるし、悪いストレスにもなるのです。何事においても、ストレスを「成長のためだ、ありがたい」と前向きに受け止めれば、ストレスは強い味方となって、よい遺伝子のスイッチをオンにしてくれると思っています。
ストレスを「成長のためだ、ありがたい」とあなたが感謝できれば
ストレスはあなたの強い味方となって、よい遺伝子のスイッチをオンにしてくれます。
何にでも感謝の気持ちを持つと、良いことが起こるのも
遺伝子の力のおかげかもしれません。
ありがとうという感謝の気持ちを持つと、自分の心がポジティブになります。
この状態を保てれば、いつも自分をハッピーにできるのです。
人間には持って生まれた能力の差があるというが実は天才でも普通の人でも、遺伝子の持っている三十億の遺伝子情報は、誰しも同じ能力の差とはその中の遺伝子がオンになっているか、オフになっているかの差に過ぎない。
遺伝子をオンにできるように、いつも快活に過ごしたいものです。
笑顔と感謝を意識し、感情を良い方向にコントロールしていきましょう!
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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