「見えない貯金」という考え方をご存知でしょうか?
村上和雄氏は、スイッチ・オンの生き方という書籍の中で
紹介している素敵な考え方です。以下引用します。
世の中にはすべてが順調にいく人がいる半面、少しも報われない人もいます。そういう人は自分のしていることの意義をなかなか見つけにくいものですが、どんなことであれ、誠実に努力していれば、それは目に見えない貯金となって天に蓄積されているのです。その貯金は自分に戻ってこないかもしれません。でも、自分の子どもや孫、あるいは社会の誰かの役に立ちます。だから、真摯で誠実な努力を決して欠かしてはならないのです。自分のすることを一代限りで考えてはいけないのです。(村上和雄)
日々、誠実に暮らし、貢献を考え、アクションすれば
その努力が天に貯金されていくというのです。
その貯金は自分の口座のお金ではないので
今の自分のためには、役立たないかもしれませんが
やがて、それが子どもや孫のために役立つというのです。
この考え方を信じらられれば、心を大きくできそうです。
徳を積むのは、自分のためではなく
後世の子孫のためだと考えると気分がよくなります。
自分の力が後世の誰かのために役立つのだと思考を変えてみると
とてもハッピーになれるのです。
村上氏は人の心は貢献している時に、理想的な状態で働くと言います。
貢献すると、遺伝子のスイッチがオンになることで快活になれるのです。
笑顔になれば、幸せを感じられます。
他者のためへのアクション→遺伝子オンで、気持ちがよくなる→笑顔になれる
→相手から感謝される→笑顔が伝染し、幸せの連鎖が作れるのです。
人の心は「他人のため」に献身的に努力しているとき、理想的な状態で働きます。そのとき、よい遺伝子がオンになると思います。だから他人のために何かをすることほど、自分に役立つことはありません。自分の心を充実させたかったら、人の心を充実させてあげること、自分が成功したかったら、人の成功を心から望むこと。そういう生き方をすればいいのです。
つならないと思うとその気分が周りに伝染して
一層つまらなくなります。
その逆に、笑顔でいれば、ハッピーになれ
誰かに貢献したくなります。
いつでも笑顔を心がけることで、行動が変わるのです。
ほんの少しだけ、意識を変えて、笑顔を習慣化すると人生が変わります。
これで私たちは「見えない貯金」をスタートできるのです。
今朝もこう考えて、鏡の前で笑顔のトレーニングをしてみました。
この笑顔ひとつで、自分の気持ちを明るく出来ました。
遺伝子のスイッチをオンにするには、笑顔が何よりだという
村上氏の考えを再認識できました。
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