オプティミストはなぜ成功するか(マーティン・セリグマン著)の書評

マーティン・セリグマンオプティミストはなぜ成功するかでかが
Kindleでリリースされていたので、再読しています。
ポジティブ心理学の重要性=思考をポジティブに変えることで
人生がよくなることがわかる良書です。
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特に悲観論者でいることがいかに不幸であるかがわかります。
ペシスミストとオプティミストの比較が面白かったので、以下引用します。

ペシミストの特徴は、悪いことは長く続き、自分は何をやってもうまくいかないだろうし、それは自分が悪いからだと思い込むことだ。オプティミストは同じような不運に見舞われても、正反対の見方をする。敗北は一時的なもので、その原因もこの場合だけだと考える。そして挫折は自分のせいではなく、そのときの状況とか、不運とか、ほかの人々によるものだと信じる。オプティミストは敗北してもめげない。これは試練だと考えて、もっと努力するのだ。挫折の原因を考えるとき、どちらの見方をするかによって結果が変わる。数百例の研究結果から、ペシミストのほうがあきらめが早く、うつ状態に陥りやすいことが証明されている。

人間、試練の時に諦めてしまうとだめなようです。
悪いことが起こるのは、自分のせいだと考えると最悪です。
悲観論者になると全てを悪く考えがちで
人生が楽しくなくなってしまいます。
逆に楽観論者は、失敗を気にせず
チャレンジを続けるので、成功する確率が高まります。
思考を変えて行動力をアップすることが良さそうです。

不幸は自分の責任であり、永続的で、運が悪いから自分は何をしてもうまくいかない、と常に信じている人は、そう思っていない人よりもさらに不運に見舞われることが多い。またこういう見方にとらわれていると、うつ状態に陥りやすく、能力以下の業績しか上げられず、病気にもかかりやすい。悲観的な予測はそのとおりの結果を招くのだ。

元気な人と交流することで思考は変わりますから
できるだけ楽観的人と付き合いましょう。
楽観的な人は言葉もパワフルかつポジティブですから
彼らの言葉を真似しましょう。

私は朝活などのコミュニティに参加することで
元気な人から良い言葉を学びました。
ネガティブな言葉は行動を生み出しません。
良い言葉を自分に使って、行動を促すのです。

また、元気な人と会話することで笑顔になれます。
笑顔になると、ハッピーになれますから
こういった意味でも付き合う人を変えると良いのです。

成功は才能と意欲の結果であり、失敗するのは才能か意欲が欠けているからだと考えられている。しかし、いくら才能と意欲があっても、楽観的なものの見方が欠けていれば、失敗に終わることもあるのだ。(マーティン・セリグマン)

楽観論者が成功するのなら、それを目指すべきですね。
マーティン・セリグマンのポジティブ心理学を読むと
やる気がチャージできるのでおすすめです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
  photo credit: Business Meeting via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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