百冊の本を読むより、百人の人物に会え。読書と出会いのバランスを考えよう。

習慣化

経済学者の小泉信三は、読書の価値を認めた上で
人に会うことの重要性をシンプルな言葉で、私たちに教えてくれています。

百冊の本を読むより、百人の人物に会え。(小林信三)

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小林氏は慶応義塾の元塾長で
天皇陛下の皇太子時代の指導役だったことでも有名ですが
素晴らしい書籍や言葉も残しています。
特に読書や出会いに関する言葉は含蓄があります。
私は冒頭の「人に会え!」という言葉を読むたびに
新たなアクションを起こしたくなります。
書籍は私たちに素晴らしい体験や思考法を伝えてくれます。
これはこれで価値があるのですが、それ以上に尊敬できる人との出会いを
作り出すことで、私たちは成長できるのです。
逆に言えば、人に会わなくなったら、成長の気づきはなくなるのです。

私たちは語る言葉、考え方、立ち振る舞いなど
できる人から多くのことを学べます。
特に、行動力や熱い思いは
本よりもリアルな会話の方が吸収できます。
師と思える人に質問することで、自分の考え方を矯正できます。
良い人との会話から、自分の人生を変える言葉や考え方に出会えるのです。

自分自身をより良く変えて行くという作業は
本質的な「気づき」の中から生まれてくると小林氏は言います。
自分自身をより良く変えるためには、多くの手本があるとよいのです。
そのためには、時間の許す限り人に会うことです。
同じ会社の人だけでなく、違うコミュニティの人
年上の先輩、自分より若い人、異業種の人
自分をより良く変えてくれる可能性のある人は
全て自分にとっての師なのです。

人生において、万巻の書をよむより、優れた人物に一人でも多く会うほうがどれだけ勉強になるか。(小泉信三)

本質的な気づきを受けるためにも
自分から学ぶという姿勢が重要になります。
行動を起こすためには、定期的に会う人を決めて
その人と一緒に成長すると決めればよいでしょう。

「ありがとう」が言える人が素敵だと思えば
「ありがとう」を言うことを決め
すぐに自分の中に「ありがとう」プロジェクトをスタートするのです。
人の良いと思った行動をモデリングして
その人に会うたびに自分の成長を確認していくのです。

元気のよい人、よい言葉を使っている人、ポジティブな人など
自分の目標にあった師を見つけることで
自分の悪い習慣をチェックできます。
自分の悪い習慣に気づけ、行動を改善できれば
人生はより良くなるのです。

練習は不可能を可能にする(小泉信三)

理想の人をモデリングすることで、悪い習慣を治しましょう。
日々多くの人に出会うことで、理想の師を見つけられます。
その師と定期的に会うことで、自分のダメな点を改善できるのです。
自分を変える練習をすることで、不可能を可能にしましょう。

本を読む時間と人に会う時間を上手に作ることで自分を成長させられます。
忙しいからといって、人に会う時間を犠牲にするのはやめたいと思います。
また、以前読んだ小林氏の読書論を再読したくなりました。
自分の頭で著者との対話を楽しむことが大事だというのが
当時の読後の感想でしたが、改めて本書を読みたくなりました。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
  
photo credit: post pesca via photopin (license)

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