それは誰かの視点で書かれたものを読んでいるだけで、自分の体験ではありません。
はるかに自分の目で確認する方が価値があります。
パソコンで顧客データを見ることも大事なのですが
顧客がどこで、いかにして購入するかの変化を知るには、自ら市場に出かけ、顧客とノンカスタマー(顧客であっておかしくないにもかかわらず顧客になっていない人たち)を観察し、馬鹿げた質問をしなければならない。
マーケットは間違いなく拡大します。
彼らを観察し、次の顧客のペルソナを作り出すことで
自社の強みと彼らのコンタクトポイントを徹底的に考えるのです。
インバウンドマーケティングにおいても「何を」と「誰に」を考えることが大事です。
日本の強みを評価してくれるのは誰なのかを?考えることがポイントになります。
それをデータだけでなく、現地に行ってヒアリングしてこようと思い
10月31日から11月3日にインドネシアのジャカルタを訪問してきました。
今回、ジャパンフェスティバル イン インドネシアで
日本語を話せる現地の若者20名以上と交流してきました。
事前情報でも親日家が多い、日本語が話せる、クールジャパンが大好きなどは
把握していたのですが、よい意味で期待は裏切られました。
彼らは親日というよりも、日本を愛していて
その憧れは台湾並み、あるいはそれ以上だったかもしれません。
お金がかかる日本への旅行経験者はほとんどいないと思っていたのですが
インタビューした若者は大阪や京都旅行をしていました。
温泉や浴衣の写真を見せられ、彼らの中で
日本が渡航先としても選ばれていることがよくわかりました。
高額の日本旅行をしている若者がいる現実を今回のジャカルタで体験してきました。
彼らは日本人との交流を望んでいます。
それは旅行に限らず、留学やインターンなどのビジネスにも及びます。
流暢に日本語を話す学生も多く、この親日国のインドネシアから
日本に人を呼べるともっともっと面白いことが起こりそうです。
また、数年間日本で看護師として働いていた女性が
再来日を望んでいるがうまくいかないという話が印象的でした。
彼女の日本語のレベルは高く、よい人材に見えたのですが
働く場所をマッチングできない今の仕組みを変えることで
新たなビジネスが生まれるかもしれません。
今回、数日間のジャカルタ滞在でしたが、若者たちと交流できたおかげで
ツアーに参加したメンバーはいろいろなビジネスチャンスを見つけたようです。
近々、ジャカルタの報告セミナーを開催したいと思います。
今日も読んでいただき、ありがとうございます!
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