過去の記憶を書き換えることで、失敗が価値を持つ。

学校ってところがよくない。失敗しないために、あれもこれも覚えろこれも暗記しろ、はみ出るってことを教えてくれない。違うんだ。社会に出たら、わざとはみ出して人のやらないことをやらなきゃ、成功なんてできっこない。(岡野雅行

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最近の日本では失敗が、どんどん許されなくなったような気がしています。
失敗が認められていないためなのか、閉塞感を感じることが増えました。
日本の中でのチャレンジマインドが、失われてきているのなら
それはとてももったいなことです。
私たちは本当に、失敗してはいけないのでしょうか?

多くの書籍では、失敗こそが成功のための条件だと書かれています。
失敗することで、私たちは課題を見つけ
それを解決することで、より成長できるようになるのです。

失敗しないこととは、チャレンジしないことですから
今の日本では、優等生しか育ちません。
これでは、面白いことが起こる確率は低くなります。
個性や多様性を重視した教育が求められています。

私たちは、失敗を人生の糧にできると若い世代に伝えるべきなのです。
過去の失敗をその時々で、書き換えることで
次のチャレンジがつらくなくなるということが共有できれば
若い世代も行動する勇気を持てるはずです。
断言しよう、人生は変えられるのだ。 (ジョン・キム著)には
過去の失敗を書き換える方法が書かれています。

短期的な失敗は、そこから得た教訓を次に活かし、それを長期的な成功の土台にすることができれば、失敗ではなくなる。例えば、過去に自分が間違ったことをした、失敗をしたとする。それ自体はかなり痛いことであるのは消しようがないが、その過去の記憶は自分の中で再構築することができる。わいきよく再構築するというのは、起きたことを自分が歪曲することではない。起きたことに対する意味の解釈というものを変えていくのだ。そうすることによって、過去は変えられる。つらい思い出は、感謝の思い出に変わったりする。

行動しかたからこそ、失敗が見つかり
その失敗から学んだことで、私たちは次のステージに進めるのです。
チャレンジしなければ、失敗はありませんから
失敗は行動の証だとポジティブに捉えましょう。

原因を明らかにすることを忘れなければ、次に繋がります。
一度の失敗で諦めないように、過去の失敗をよい意味に捉え直すのです。
つらい思い出は成長のためだったと
感謝できるようになれば、何があっても怖くありません。
この段階までに至れば、チャレンジマインドが養われ
行動するのが当たり前になっているはずです。

大事なことは、いろんな情報ソースに接してみることだ。いろいろな意見を聞いて、最終的には自分で判断をする。鵜呑みにはしないが、耳は傾ける。多面的な思考を心がけ、最後は自分の判断で物事を理解していくという姿勢が問われる。実際、解釈一つで同じ物事はまったく違って見える。重要なことは解釈にある、ということを知っておかなければいけない。

私たちは、多面的な思考を持つことで
自分らしい判断ができるようになります。
そのためには多くの学びの機会や人との交流がポイントになります。
ポジティブで情報力のある人たちと付き合うことで
自分の判断力も鍛えられ、やがては未来を明るくできるようになります。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

  

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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