読書をどう習慣化させるか?本に触れる機会をできるだけ増やせば、本を読むようになる!

ひとが普通に讀むやうな本だけを讀んでいるのでは新しい考へを得ることは困難であらう。我々は讀書において發見的でなければならない。讀書の樂しさは發見的であることによつて高められるのである。發見は一種の邂逅である。ただ求める者のみが發見し得る。他から教へられた書物にのみ頼ることなく自分自身で、自分に適し、自分に役に立つ本を發見することに努めなければならない。(三木清)

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読書好きは時間を作ってでも、本を読もうとします。
自分の好きな本を絶えず探し、自分の知的好奇心を満足させるのです。
私も多い時には年間1000 冊以上読んでいたことがあります。
最近でも、年に500〜600冊の書籍を読んでいます。
数を読めばよいというものではないですが、本が好きなので
結果として、冊数が増えてしまっているのです。
本を情報源にすると、人生が変わると思い始めてからは
隙間時間で徹底的に読書をするようにしています。

電車の中では、ニュースアプリとメール以外を見ずに
ひたすら、iPhoneアプリで読書をしています。
(時間を潰すためのアプリを使うのはやめましょう!)
読む本の多くはビジネス書ですが、著者と対話することで
思考法を鍛えたり、自分の経験値を上げるように努力しています。

私も最初からビジネス書を読んでいたわけではありません。
学生のころは、アメリカのハードボイルド
大人になってからは中国の歴史小説にはまり
フィリップ・マーロウやスペンサー、重耳や劉邦の活躍を
寝る間も惜しんで、ワクワクしながら読んだものです。
私の親は面白い本を読んでいると、学校を休ませてくれたので
2、3日高校に行かずに歴史小説に没頭したりもしました。
まずは、本好きになるためには、自分がワクワクできう本を見つけることだと思います。
ジャンルにはとらわれずに、好きな本を見つけて、同じ著者や関連書を読みながら
だんだんとカテゴリーを増やしていけば、よいと思います。

そして、読める時は、ひたすら読書に集中しましょう。
私はKindleアプリやヨミポフォレスト出版の読み放題定額サービスを使って
5分、時間があれば、どこでも読書をするように心がけています。
絶えず、アプリには未読の本を何冊かストックして
様々な著者の本を読めるように準備しています。
電車内、ホームでの待ち時間、飛行機の移動中、お客さんとの待ち合わせ時間など
暇さえあれば、2つのアプリを開いて、読書を楽しむのです。

移動中はほとんどiPhoneで読書をしていますが
自宅では複数の本をいろいろな部屋に置き、どこでも読めるようにしています。
読みかけの本を置いておくことで、少しでも時間があれば
読書をするという仕掛けを作っておくのです。

また、人生の視野を広げるために、絶えず本の情報をチェックしています。
私が書籍情報を入手する手段は以下の9つです。
ネットの情報だけだと抜けがあるので、できるだけリアルを大事にしています。
■定期的にアマゾンをチェックする。
■新聞広告、電車の広告をチェックする。
■新聞や雑誌の書評をチェックする。
■読書好きの人のメルマガをチェックする。
■本好きの仲間からアドバイスを受ける。
■定点観測する本屋を何店か持つ。
■待ち合わせ場所を本屋にする。
■図書館に定期的に出かける。
■新しい街では本屋を覗く。
絶えず、新しい本と出合う環境を作ることで
素晴らしい著者や書籍に出会えるようになります。
これにより、視野を広げられますし、多くの疑似体験ができるようになります。
本を読むことで人生の可能性を広げたり、人生を奥深いものにできるのです。
書籍に接触する頻度を上げるために、まずは、意識的に本に囲まれた生活をしてみましょう。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

     

 

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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