記憶力とは、いつでもすぐに思い出せる力で、それは養うことができます。
本に書かれていることを意識して読むことで、記憶に残せるようになります。
たとえば、本を読む時に私は著者をイメージしながら、読むようにしています。
なぜ、著者はこの体験を私に伝えようとしているのか?
どうしてこういう表現を使ったなどかを考えながら
読む進めると、本の内容が頭に入りやすくなります。
本から学んだことをいつでも思い出せるようにするためには
本を自分ゴト化するのが一番で、私は以下の方法を組み合わせています。
■気になった箇所は、読書中に何度も読み返す。
■メモをする。
■Evernoteに保存して、時々読み返す。
■学んだことを人に伝える。
■ブログやソーシャルメディアでアウトプットする。
自分が刺さったフレーズを口ずさんだり、人に教えたりすると
著者の言葉が、突然、会話の中で使えるようになります。
著者になりきり、何度も何度も人に本の紹介をすると記憶に残り始めるのです。
役立つ情報を発信することは、他者への貢献になりますから
良い本を見つけたら、遠慮せずに
仲間やクライアントにどんどん話してみましょう。
読書会に参加して、読んだ本をプレゼンするのも一つの手です。
自分が感動した本を人前で話すためには、本を読み込まなければなりません。
単にインプットしただけでは、内容を上手に説明できないはずです。
わかりやすく人に伝えるためには、本を要約したり
伝えたいポイントを整理し、オリジナルのストーリーに仕上げていく必要があります。
短時間で伝えたり、自分らしく話すことで
相手に共感してもらえるようになり、みんなをハッピーにできるのです。
読書会でプレゼンすることで、エピソードとして記憶されるようになります。
これはエピソード記憶と呼ばれるもので、思い出したい時にすぐに引き出せます。
身振りを加えて話すことで、より印象を深められます。
自分の声を聞くことで、聴覚も刺激しますから、より記憶に残るようになるのです。
いろいろな読書会に参加すれば、アウトプットの回数が増えます。
同じ本を何度もプレゼンすれば、記憶が定着していきますから
最初のうちはトレーニングも兼ねて、参加するのもよいでしょう。
本好きの人脈も広がりますし、よい本に出会える確率も高まります。
また、他社のアウトプットを聞くことは
勉強になりますから、読書会への参加はおすすめです。
私は1日に2、3冊のペースで本を読んでいますが
最近では、アウトプットする前提で本を読むようにしています。
書評ブログを毎日書き続けることで、どこがポイントなのかをいつもチェックし
気になった言葉はすぐにメモし、Evernoteに保存するようにしています。
このネタ帳を見返すことで、私は著者のメッセージを忘れなくなりました。
また、良いと思った本は、途中でもすぐにブログに書き始めて
読了後、再度整理し、公開するようにしています。
感動した文章を見つけた時には、その場でブログに書いた方が印象に残ります。
毎日、書評を書くことで、本と本が不思議に繋がり始め
記憶同士が結びつくようになったのです。
この結果、私は何も見なくても、いろいろと面白い話ができるようになりました。
アウトプットを前提に、読書することで
自分の価値をいつの間にか高められるようになったのです。
人に教えたり、ブログを書くことよって
記憶力もアップできるようになりますから
本を読む時には、ぜひ、アウトプットを意識してみてください。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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