年を取るほど、若くなる!50歳からのチャレンジを考える。「あなたの夢が現実になる小さな100のステップ」の書評 #習慣化

簡単なことを複雑にすることを凡庸という。
複雑なものを簡単にすること、それが創造性である。スティーブ・チャンドラー

スティーブ・チャンドラーあなたの夢が現実になる小さな100のステップ
何度も読み返しているのですが、読むたびに発見があります。
(※太青文字あなたの夢が現実になる小さな100のステップからの引用)

私たちが一人ひとり決まった性格を持っているという考え方には根拠がない。この考え方は白分を狭い枠のなかに閉じ込め、絶え間なく自分をつくっていくパワーを奪ってしまうだけである。理想の自分をつくるプロセスで楽観主義か悲観主義のどちらを選ぶかという選択は、最も重大な課題である。楽観的または悲観的な性格というのはない。あるのは、本人が楽観的思考と悲観的思考のどちらを日ごろ選んでいるかという差にすぎない。どちらの思考を選ぶかが、自分にやる気を起こさせることができるかどうかの分かれ目になる。

スティーブ・チャンドラー楽観的または悲観的な性格はない。
本人がどちらかを選んでいるに過ぎないという言葉がとても響きます。
性格を選んでいるのは結局は自分ですから、自分の思考を変えていけば良いのです。
ネガティブな人が多いグループに所属すると悲観的な思考になりやすいので
楽観的な友達を増やすと気分を変えられます。
私も朝活など元気な人が集まる場に参加したり
ポジティブな書籍を読むことで、だんだんと楽観的思考を身につけていけました。

目標に対して明確なビジョンを持つことは、成功するための重要な第一歩だが、理想の自分をつくるにはそれ以上のことが要求される。行動である。シェークスピアが「行動は雄弁なり」と言い、臨床心理士のナサニエル・ブランデン博士が「行動なき目標は白昼夢である」と言っているとおりである。


臨床心理学者のナサニエル・ブランデン博士
「行動なき目標は白昼夢である」という言葉も肝に銘じておきたいと思います
ビジョンだけでは白昼夢で行動こそが理想の自分を作る
私のEvernoteのアフォメーションリストに保存しました。

また、このあなたの夢が現実になる小さな100のステップにはミドル世代への
応援メッセージがいくつ紹介されています。
年齢を言い訳にしてはいけないというケーススタディを読むと元気がもらえます。
50歳を過ぎてもチャレンジしてよいのです。

したいことをするにはもう年をとりすぎているという思いに陥っている自分に気づいたなら、自分の内面に潜む悲観的な声を聞いている。それはうそつきの声なのだ。そんなときは反論しよう。年齢に関係なく人生をやり直した人びとのことをその声に思い起こさせるといい。たとえば、テレビドラマ『ペーパーチェイス』でエミー賞を受賞した名優のジョン.ハゥスマンは、七十代でプロの役者になった人物である。

私も48歳で最初の本を出版できたので、以下のアート・ヒルの事例は共感しました。
職業人生も広告業界と私とアート・ヒル同じなのですが
好きなことにチャレンジするのに遠慮は禁物だという考えを持てば
いくつになっても夢を実現できるのです。
出版しかたかったら、企画書と原稿を書いて、出版関係者に会えばよいだけなのです。

友人のアート・ヒルは職業人生のほとんどを広告業界で過ごした。しかしながら、心のなかでは作家になりたいといつも思っていた。そこで、五十代の後半になって彼は書きはじめた。まず、小さい出版社から本を二作出し、六十歳になって大手出版社から『帰れなくてもかまわない』(未邦訳)という野球についての本を出した。これは彼としては初めての全国展開の本で、たいへんよく売れたし、批評家たちの評判もよかった。

スティーブ・チャンドラーが言う様に、誰もあなたの年齢を気にかけないのです。
他者が気にするのは極端な話、あなたの能力だけなのです。
自分の年を心配してるのは、ネガティブな自分なのです。
私は30代の時ですら、年を心配していましたが
今、思い出してみると当時の心配は杞憂であり
アクションを起こさないための言い訳だったのです。

あなたが何歳であろうと、だれも気にかけない。それを気にかけるのはあなただけだ。他人が気にかけるのは、あなたに何ができるかということだけなのである。何歳になっても、したいことは何でもできる。

脳がぼけないという以下のモンテ・バクスボーム博士の学説を信じるなら
いくつになっても夢をイメージできますし
体力さえあれば、アクションを起こせるのです。

ニューヨークにあるマウント・サイナイ医科大学のモンテ・バクスボーム博士は、加齢が脳に及ぼす影響を他の多くの科学者とともに研究している。その研究によると、脳がぼける原因は、加齢そのものではなく脳を使わないことにあるという。二十歳から八十七歳までの五〇人以上の健常者の脳を陽電子放射断層撮影(PET)を使って分析した結果について、博士は「二十五歳の人の脳と七十五歳の人の脳とではあまり差が見られない。これは朗報だ」と語る。私たちが加齢によるものと信じ込んでいた記憶喪失と消極性は、じつは脳を使わないことによるものだったことが証明されたのだ。脳は腕の筋肉と同様、使えば強くなって反応が速くなり、使わなければ弱って反応が鈍くなる。

脳を使うことで、若い脳を保てるのなら、私は徹底的に勉強したいですし
このブログでのアウトプットも続けていきたいと思います。
いくつになっても筋力だけでなく、脳力も鍛えていきたいですね。

今日も読んでいただき、ありがとうございます!

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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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