キツネとハリネズミ、どちらのタイプを選べばよいか??子どもは40000回質問するの書評②

習慣化

キツネは多くのことを知っているが、ハリネズミは大事なことをひとつだけ知っている。(アルキロコス)

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古代ギリシャの詩人アルキロコスは、人生にはキツネとハリネズミという2つの生き方があり
成功者はしっかりとそれを決めていると言っています。
世界を一つの概念からなるメガネから見るのか?
あるいは様々な視点から眺めるか?を決めた人たちが、結果を残してきたのです。
そして、キツネ型とハリネズミ型の才能が、結びつくと最強なチームが生まれます。

キツネ(ジョブズ)とハリネズミ(ウォズニアック)が
お互いの強みを上手に組み合わせたから、Appleは成功できたのです。
イアン・レズリー子どもは40000回質問するの中で、以下のように言っています。

スティーブ・ウォズニアックはハリネズミでスティーブ・ジョブズはキツネ――だからこそ、二人は意気投合したのかもしれない。

しかし、世の中が高度かつ複雑になっている現代においては
キツネ型やハリネズミ型を選んでいるのは
もはやナンセンスだと著者のイアン・レズリーは指摘しています。
私たちは新種にならなければ、生き残れないのです。

今後、思想家として成功する可能性がもっとも高いのは、これら二つの生き物を交配した新種になるだろう。競争の激しい高度な情報社会では、一つか二つ大きなことを知っていて、なおかつそれについて同時代の誰よりも深く、詳しく知っていることが欠かせない。

しかし、知識を知っているだけでは十分ではありません。
自分の知識を本当に生かすためには、さまざまな視点から考え
異なる分野のスペシャリストたちとコラボする能力が必要なのです。
自分の強みと他者の強みを組み合わせることができる新種になることが
未来の成功のためには、欠かせません。

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統計家で作家のネイト・シルバーは、統計の手法を
スポーツ、政治、映画など様々な分野に結びつけることで
価値の高い分析を世の中に提供しています。
彼は新しいカテゴリーを次々に生み出しています。
そのシルバーも新種になることが大事だとハーバード・ビジネス・レビューで語っています。

教えるのがいちばん難しいのは、問うべき大事な問題を特定する直感です。知的好奇心と言ってもよいでしょう……教育を受けるなら、さまざまな筋肉をたくさん動かせるように、できるだけ多様な科目を学ぶべきです……専門的な技能はいつでも学べるし、そういうことは解決すべき問題に直面したり、現実的な必要性に迫られたりしたときのほうが学ぶ意欲が高まるものです。そういう意味で、あまり早い時期に分野を絞り込むのは得策ではありません。

あまりに早いタイミングで自分の専門分野を決めるのではなく
多様性を重視したほうが、面白い結果が得られるというのです。
多くの体験や様々な知識があったほうが、人生を面白くできるのです。
シンガポール国立大学学長のタン・チョー・チュアンも同じように考えています。

私がますます強く感じるのは、幅広い知性の重要性です。理由は2つあります。一つには、私たちが仕事や生活のなかで直面する課題の多くが複雑化していることがあります。課題がさまざまな分野や領域に関連するようになっているのです。幅広い知的基般皿がなければ、複数の分野にまたがる潜在的な関連性を見抜くことはできないでしょう。もう一つには、かつては私たちが生涯に手掛ける仕事は3つか4つくらいだと考えられていましたが、今では平均的な卒業生は10とか12といった種類の仕事をこなす可能性があります。それらの仕事がいくつもの異なる分野にまたがることも想定されるので、軽快に頭を切り替えられるような知的基盤を持たなくてはいけないのです。

今後、多くの学生たちは今まで以上に仕事の幅が広がるはずです。
新しいビジネスが次々生まれる中で、知的基盤がないと適応できなくなります。
新たなカテゴリー、幅広い分野で働くためにも
柔軟に頭を切り替えられるように、自分を鍛えておく必要があります。
今後は豊富な知識と深い専門性の両方が求められるのです。
未来の大人たちはハリネズミとキツネの両方を目指すことで
自分の可能性をさらに広げられます。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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photo credit: MikeHawkwind Fox via photopin (license)

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