「インバウンドマーケティング」書評

インバウンド・マーケティングの著者の一人であるBrianHalliganは大ヒットしている
 グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ共著者の一人であり
  アメリカの有名なマーケティグエージェンシーHUB SPOT共同創業者です。

先日、書籍グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶに関するセミナーで
お話させていただく機会がありました。
著者のBrianHalliganこのインバウンド・マーケティング著者でもあることを思い出し
こちらを再読しましたので、今日は簡単にシェアさせていただきます。

インバウンド・マーケティングの原作のタイトルは、そのままのInbound Marketingですが
サブタイトルの「Get Found Using Google, Social Media, and Blogs」が
ポイントになっています。
Googleとソーシャルメディアとブログを徹底的に使いこなして、顧客に見つけてもらえ!
Get Found」というメッセージが、この書籍の主要テーマなのです 
Get Found」のために GoogleのSEO・SEMの重要性や
ソーシャルメディアを活用せよという話も当然面白いのですが
私は「突き抜けたコンテンツのブログを利用しろ!」という
著者たちの考え方にとても共感しました。

実際、HUB SPOTは、彼らが書いているインバウンド・マーケティングだけで
創業以来、右肩上がりで成長しているそうです。
インバウンド・マーケティングには彼らの検索、ソーシャルメディア、ブログ活用など
すべてがオープンに書かれていますから
読者はこのインバウンド・マーケティングを読んで、ただアクションを起こすだけで良いのです。

実は、私も、ほぼ一年前にこの「ソーシャルおじさんのブログ」をスタートしました。
その際に アルファーブロガーのいしたにまさきさんから二つのアドバイスを頂きました。

「ブログは毎日書かないと意味がない。」
「Googleの検索に見つけられなければ、存在しないのと同じ」
 両方ともスタート時は、私にとっては難しい課題だったのですが
今は「継続」に関しては合格点を与えられると思っています。 
逆にこのアドバイスをいしたにさんからスタート時にもらっておいて
本当に良かったと、今は感謝しています。
なぜなら、いしたにさんのアドバイスとHUB SPOTの考えは同じだったからです。 
そのためインバウンド・マーケティングに書かれている内容に
バリューを感じ共感できたのです。
書籍に書かれていて、やれていないこと、例えばSEOのレベルアップなどは
新しいやるべきタスクとして位置づけられました。 

以下 インバウンド・マーケティングから共感したブログについての文章を引用します。
『ブログは一度始めたからには、継続させる事。これが肝心である。
継続させるためには、ブログ用のネタをコンスタントに確保する必要がある。
ネタを確保するために、最適な方法を自ら生み出したほうがいい。
さもなくば、あっという間にネタ切れになり、まったく更新できず
活きたブログにはなり得ない。』
確かにブログの継続、特にテーマ探しは難しいのですが、ネタを探すことで
視野が間違いなく広がります。
海外のブロガーのtwitterやリアルのソーシャル系のイベントに参加することなどで
私の情報量はこの一年で一気に広がりました。
ブログからのセレンディビティなビジネスの出会いが数多く生まれています。
インバウンド・マーケティングに書かれていることを、どんどん実践すれば
日々ビジネスに繋がると、私は確信しています。
著者のBrianHalliganDharmesh Shahが力説しているように 
莫大なコストをかけた20世紀型のアウトバウンドマーケティングの時代から
インターネット、ソーシャルメディアの21世紀型のインバウンドマーケティングの時代に
確実にシフトしています。
そのシフトの中で、間違いなくブログはキラーコンテンツであることを、 
この書籍を読んで再認識しました。 
ブログを書こうと思って躊躇しているビジネスマンの方には、
ぜひ読んでいただきたい一冊がこのインバウンド・マーケティングなのです。

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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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