1万時間の効用 書評ワークシフト

The Beatlesが大成功したのも過酷なハンブルグ時代の
ライブ演奏のおかげだという説があります。
当時のJohn Lennonのコメントが痺れます。
「僕らはハンプルグで本当に成長したんだ。
12時問ぶっ続けにドイツ人を踊らせる為には、
こっちも全力をつさなきゃならなかったんだ。
お手本なんて何もなかったから、思いつくかぎりの事をなんでもやったんだ」

当時の彼らは短い期間で1万時間の演奏をこなし
ロックの専門家としての地位を築いたのです。
世に言う1万時間の法則がThe Beatlesにも当てはまっています。

何事でも、物事を始めてあるレベル、専門性を確立するまでには
1万時間は必要(
1万時間の法則)だと言われています
ニューヨークに住んで数々のベストセラーを発表している
作家マルコム・グラッドウェル天才! 成功する人々の法則の中で
このことを書いてから、日本でも有名になりました。

1万時間について自分を事例に考えてみましたが
私の場合ブログや連載記事を書き始めて、1年と10ヶ月が経過していますが
だいたい一日3時間文章を書いていると仮定して
現在までに1620時間しか、時間が経っていません。
書籍を書いている時間をプラスして2000時間だとしても
あと5倍以上の時間が必要で、このままのペースだと
文章で専門性を確立する頃には60歳になってしまいます。
早くスタートすることが本当に大事だなと痛感した次第です。
みなさん、スタートは早くが肝心で続けることと集中が大事ですよ。

書籍ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図では
インターネットで変わる現在の時間を「細切れ時間」と定義しています。
今後は益々仕事をしながら集中する時間を作り出すことが大変になり
専門性を確立するのが難しくなると言います。
しかし、世界は逆でプロフェッショナル、専門家を求めています。
「どう時間をデザインするか?」が今後を生き抜く鍵になりそうですね。
時間を作り出せる人間をどう生み出すかも今後の教育のポイントになりそうです。
私の娘たちにもこの1万時間の法則を教えて、
早いタイミングで専門を決めさせ、その分野に時間を掛けさせようと思った次第です。
ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図を読むと
タイムマネージメントの優劣もこれからのスキルになることを実感できます。

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キーマンズネットのアプリ記事連載です。(11月26日更新)
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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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