Kloutスコアと政治、そして書籍「ウェブで政治を動かす!」

アメリカの大統領選ではTwitter、Facebookなどソーシャルメディアが
徹底的に活用されていて、ここ日本でも話題になりました!
Barack Obamaでソーシャルメディアの影響力指数のKloutスコア
チェックしてみましたが、最新の数字はなんと99!

もう一方のMitt Romneyも91ポイントと高いスコアを
マークしていましたが、今回の相手は強すぎましたね。

大統領選挙の結果をソーシャルメディアを使うことが当たり前になってきているアメリカ。
Kloutスコアから予測するのが、トレンドになるかもしれません。

一方の日本でも衆議院が解散され、選挙が近づいて行く中で
自民党総裁の安倍晋三氏のFacebookが盛り上がってきています。

なんとフィード購読者が10万6000人を超えてきて、日本で2位になってきています。
(11月23日現在 ユーザーローカル調べ)。
私もフィード購読していますが、本人と秘書の方の主張や本音が聴けて面白いのと
メディアと有権者の乖離がコメントのやりとりを通じてわかります。
特に、11月16日放送のTBS『みのもんたの朝ズバ!』で
NHKキャスターの痴漢の疑いで逮捕されたオンエアーの中で
誤って安倍総裁の映像が流れたことについてのTBSの対応が明らかになっています。
この安倍氏の秘書の発言に対して、なんと 1万以上のいいね!と
441のシェア、コメントも600を超えた反響が寄せられています。
ぜひ、有権者のコメントも含めて読んでいただき
政治とソーシャルメディアについて、考えていただければと思います。

さて、その安倍晋三氏のKloutスコアをチェックしてみました。
比較的高めの66ポイントで、善戦していますが
アメリカの数字に比較するとまだまだ低めです。
フォロワー数やコメント等の交流がアメリカの政治家に比べて少ないことが
この66という数字が示唆しています。
日本の政治家のソーシャルメディア活用が積極的に行われることで
政策が有権者にしっかり届き有権者がアクションを起こせば
もう少し日本の政治がまともなものになるのではと最近、真剣に考え始めています。
政治家と有権者の真摯な交流をソーシャルメディアで実現させたいですね。

先日も津田大介氏ウェブで政治を動かす!を読みながら思ったのですが
政局しか語らないメディアを多くの有権者が信じていると
日本の政治は本当に終わってしまうと怖くなりました。
政策をWebやソーシャルで知り、我々が政治に参加することが重要です。
津田大介氏が主張するように、議員に会いに行ったり
ソーシャルメディアでコミュニケーションする事が本当に大事ですね!

また、そろそろ政局しか語らない新聞やテレビの偏向報道に
日本の有権者も飽き飽きして、アクションを起こし始めた結果が
安倍晋三氏のFBのフィード購読者数に現れているのではないでしょうか?

多くの日本の政治家がソーシャルメディアを使って主張してもらいたいです。
そのためにはネットを使った選挙運動の解禁が絶対に必要です!

キーマンズネットのアプリ記事連載です。(11月19日更新)
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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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