Kiddyはわかりやすさがポイントの育児アプリ。

今月もiPhone MagazineでTech App最前線という連載を書かせていただいています。
私のiPhoneアプリの記事もここからスタートしていますので
とても気合いが入っている連載企画です。
今月は読書会の仲間でもあるCompath Me Inc安藤拓道さんに登場いただきました。
   
安藤拓道さんと言えばCompath Meと言うアプリの開発で有名です。
海外の開発者系のイベントで、数々の賞を受賞していて話題になっていましたが
どうしてもキャズムの壁を乗り越えられませんでした。
イノベーターやアーリーアダプターにいくら思想やテクノロジーが受けても
コンセプトが一言でわかりやすくマスに伝わらないと
爆発的にヒットしないことをCompath Meで学んだそうです。

今回、記事でご紹介しているKiddyというアプリは安藤さんの自信作です。
開発者視点からユーザー視点でアプリを開発したために
とてもわかりやすいアプリになっています。
育児系のライフログアプリでターゲット、コンセプトも明確です。
写真を撮るだけで簡単に記録ができ、それをカレンダー形式で閲覧できるので
夫婦や家族の間での子育ての楽しみが増えそうですね。
公開範囲も家族だけに設定できるなどプライバシーにも気を遣っているのも
若い女性やシルバー世代に受ける理由かもしれません。

KiddyはわかりやすいUIに仕上がっているため
リアルでの口コミでジワジワ広がっているそうです。
Compath Meがテック系のメディアから火が付いたため
開発者視点でアプリを開発してきた安藤さんですが
今回は、友人のリクエストから育児アプリを開発したそうです。
この際、意識したのがわかりやすさだそうです。
Kiddyはコンセプト、ネーミング、UIすべてわかりやすいので
説明しやすく、これなら簡単にユーザーに伝わっていきますね。

私もコンサルでいつもクライアントに伝えるのですが
伝えやすさ、わかりやすさが一番大事です。
スタンプ付きのペンギンのアイコンもなかなか可愛いですね。

ビジネスモデルはお気に入りの写真をプリントできる「Kiddyカード」
成長記録をおじいさん、おばあさんに送れるのも親孝行につながりますね。
リアルでの拡散の仕掛けもよく考えられたKiddyはこれからヒットしそうですね。

アプリのマーケティング担当者はぜひKiddyの戦略を真似してもらいたいと思います。
顧客に支持される製品、仕掛けを作れば、
まだまだiPhoneでのビジネスの可能性は広がっていきそうです。
※詳細はiPhone Magazineをお読みください。
アプリそうけん(スマホのアプリ紹介)はこちらから
キーマンズネットのFB記事連載です。(3月4日更新)
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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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