東南アジアからの旅行客をアップさせる方法

東南アジアからの観光客のインバウンドマーケティングが話題になっています
一昨日のNHKニュース(WEB)でシンガポールでの
旅行フェアの記事が書かれていました。 

以下記事から引用します。

円安などの影響で、東南アジアから日本を訪れる観光客が増加するなか、
シンガポールでは東南アジア最大級の旅行フェアが開かれ、
日本各地を巡る旅行商品に人気が集まりました。
この旅行フェアは16日から3日間の日程でシンガポールで開かれていて、
日本からも旅行代理店や自治体など20余りの団体が参加しています。
このうち静岡県の担当者は、ことし6月に世界文化遺産に
登録された富士山をアピールしようと、
温泉につかりながら富士山の景色を楽しめるプランなどを紹介していました。
また、三重県の担当者は忍者にふんして忍者ゆかりの地を訪れるツアーを紹介するなど、これまでにはなかった商品を売り込む姿も見られました。

ありきたりの観光情報ではなく、各地の魅力が
この旅行フェアでは紹介されたようです。
イベントを通じて、日本の魅力を紹介するのも大事ですが
ソーシャルメディアの活用も忘れてはなりません。

東南アジアからの旅行者は、アメリカや欧米に比べ
旅行先をソーシャルメディアで探すことが多いというブログを先日書きましたが
日本への旅行ブームが高まる中、彼らが積極的にコンタクトするメディアでの
アプローチや彼らの求めに応じた情報発信も必要です。

多くの日本の観光地がソーシャルメディアで英語や現地語での情報発信をすれば
彼らの訪問先としてより検討されるのではないかと思っています。
忍者になれる体験をFacebookで情報発信すれば、話題になりそうですね!
その旅行を体験した東南アジアの人の書き込みがあれば、より共感度も高まります。
実際、日本からの英語などでのソーシャルメディアの情報発信を
東南アジアの方々は求めているようです。
岐阜の高山市は英語、タイ語など、11ヶ国語に対応して、反響を得ています。
コンタクトポイントのデザインと言語対応を考えると良さそうですね。

アジアクリックの高橋学さんから先日聞いた話ですが
英語のFacebookページがあれば、もっと日本での観光が
楽しくなるのにという声が多いそうです。

友人からの情報で旅行先や店を決めている実態を見ても
多くの観光地や店がチャンスをロスしている気がします。

先ほどのNHKニュースによると上半期に日本を訪れた外国人観光客は、
日中関係の悪化から、中国からの観光客が
去年の同じ時期に比べて27%減少したのに対して、
タイやインドネシア、ベトナムからはおよそ50%、
シンガポールとフィリピンからは20%余り増加しているとのことです。
東南アジア全域から日本を目指す旅行者が拡大しています。

先月から、タイやマレーシアなど東南アジア5か国の
ビザの発給要件が緩和されたり、航空各社もキャンペーンを行うなど
日本への旅行ブームが盛り上がっています。
さらなる観光客の増加を見込んでいます。
彼らを日本のファンにして、リピーターにすれば
日本の観光業が潤う可能性も高まります。

ソーシャルメディアで現地の日本ファンが情報発信をしてくれれば
その情報を起点に日本への観光客も増えそうです。
日本の自治体や観光施設がFacebookなどのソーシャルメディアに
英語や現地語での情報発信のプラットフォームを作れば
そこへの書き込みから、観光客を増加させられる気がしています!
 
その高橋さんとは22日に東南アジアのソーシャルメディアセミナーを
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アプリそうけん(スマホのアプリ紹介)はこちらから
キーマンズネットのFB記事連載です。(4月22日更新)

 
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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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