感情は、ひとを動かすの書評、コントロールできることとできないことを区別して、自分に質問すると幸せになれる。 #習慣化

自らの運命の主人、魂の指揮官でなくてどうする。
われわれには自分の考えをコントロールする力があるのだ。
(アルフレッド・A・モンタベルト)


人間にはコントロールできることと、できないことがあります。
当たり前のことなのですが、人は不安や怒りを感じると冷静になれなくなります。
私は気分を落ち着かせるために以下の視点で整理するようにしています。
■コントロールできること、自分の感情と行動 自分の領域

■コントロールできないこと、外部環境、相手の感情や行動など他者の領域

感情は意識を変えること、視点を変えることでいくらでもコントロールできます。


まずは、その時の状況を受け入れ、
メモやEvernoteに書き出してみましょう。
この時に自分と他者が関係しているなら、区別して整理することをお薦めします。
まずは、コントロールできることに集中してみましょう。
それは、自分の感情と行動に集約されていくはずです。

感情は、ひとを動かすマンディ・エヴァンス
自分を受け入れ、感情を掘り下げる質問を続けることで
自分のビリーフを変えられると言っています。

1、まずは、ありのままの自分を受け入れましょう。

2、自分の今の感情によい質問を投げかけ、掘り下げてみるのです。
●今感じている不幸な気分はあなたにとって本当に必要なものか?
●あなたがもっと幸せになることは可能か?

3、発見する。
第1ポイント あなたは今、何が不幸なのか? その原因をあなたはどう考えてるか?
第2ポイント あなたは今、なぜ不幸なのか?
そのビリーフ(信念)はあなたにとってどういう意味があるか?
そのビリーフ(信念)のせいで、どうしてあなたが不幸を感じないといけないのか?
第3ポイント あなたはそのビリーフ(信念)を信じているか?
そのビリーフを信じないと、何か悪いことでも起こるのか?
第4ポイント なぜあなたはそのビリーフ(信念)を信じているか?
そのビリーフを信じないと、あなたにとって不都合なことでもあるのか?

この質問のオプション・メソッドを使えば
自分の感情をコントロールして、不幸な気分から抜け出せます。

また、その際、自分の願望をイメージすることで、
精神的な緊張感を創造的な緊張感に変えられるマンディ・エヴァンスはいいます。
同じ緊張感なら、創造的な緊張感の方がはるかに素晴らしいですね。
願望を刺激するような幸福な質問を繰り返すことで
目標を達成できるようになるのです。

意欲を刺激し、欲しいものを手に入れられるようにしたいものです。
必要だと思うと手に入らなければ、不幸な気分になりますから
欲しいという願望と幸福感をよりどころにすべきなのです。

いつでも不幸な気分を感じたら、今この不幸な気分の代わりに
どんな気分を求めているのかを将来の願望を軸に質問してみましょう。
感情を上手に動かすことを始めてみると、幸福が近づいていきます。
この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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