条件がそろうのを待っていると、 いつまでたっても何もできない、
すべきことがあるなら、 今すぐにそれを始めることが重要だ。
(スティーブ・チャンドラー)
昨日は先日このブログで書評を書いたご縁で、杉山大輔氏にお会いしました。
この出会いは必然のような気がします。
初対面にも関わらず、いきなりミーティングがスタートして
次から次に面白い話ができ、話題に全く困らないばかりか、建設的な話ができました。
これも彼が私のことをしっかりと調べてくれていたおかげです。
彼の準備や気遣いによって、楽しい時間を過ごせました。
私のような普通のおじさんに対しても
そのような敬意を表してくれたのがとてもうれしかったです。
多くのおじさんが彼のファンになるのもよくわかりました。
たいへん好感が持てました。
そして、彼と会話しているときに思い出したのが、冒頭のチャンドラーの言葉なのです。
今という時間をとにかく大事にしていて
すぐに行動に移そうという意識が杉山氏は強烈で
彼のスピード感なら、なんでもうまくいくのでは!と思ってしまうほどでした。
行動する勇気は今年読んだ書籍の中でも、最も価値ある一冊で
この数週間で私も3回読み返しました。
本もよくできていて、多くのインスピレーションを受けたのですが
実際の杉山大輔氏のパワーは本の100倍以上で
彼とのソーシャルランチは濃密かつ刺激的で、あっという間の一時間でした。
実際、彼との今日の会話を他の人にも聞いてもらえれば
行動を始める人が出てくるのでは!という仮説で盛り上がれました。
成功している青年実業家と元アル中の私の思考スタイルが似ているというのは驚きですが
杉山さんと私の著書を読み比べていただくと、二人の共通点を理解いただけると思います。
その共通点とはスタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授の計画的偶発性です。
個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定されるという理論ですが
その偶然を計画的に設計し、自分のキャリアを良いものにしていこうという意志が
集まれば面白いことが世の中にどんどん生まれていくはずです。
ひと月前にはお互いを知らなかった全く経歴の異なる二人がブログとTwitterでアポをとり
新しいことを始めようと言うのは、正に計画的偶発性です。
近々このアイデアを実現すべく二人で、公開トークセッションを行なえれば
計画的偶発性理論を日本でももっともっと広められると考えると
それだけで楽しくなります。
ライブを動画にできたら、リーチも広がり行動を起こせる方をより増やせそうです。
外見も年齢も全く違う二人ですが
今を大事にし、行動する勇気を持とうという点では同じです。
若い世代だけでなく、おじさん世代に勇気を持ってもらえるようなイベントを
実現するため、また杉山大輔氏とはミーティングを持ちたいと思います。
ちなみにその計画された偶発性は以下の行動特性を持っている人に
起こりやすいと考えられているそうです。
好奇心[Curiosity] 、持続性[Persistence] 、柔軟性[Flexibility] 、
楽観性[Optimism] 、冒険心[Risk Taking]
いつもワクワクして諦めずに行動していれば
よいのだとこの5つのキーワードを見て思いました。
最後にスティーブ・チャンドラーの名言をもうひとつ紹介しておきます。
「できないかも」ではなく、 「できる」という姿勢で物事に取り組めば、 できる可能性がぐんと高くなる。
これも杉山大輔氏のためにある言葉だと思います。
今日も読んでいただき、ありがとうございます!
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