パーシー・ロスに学ぶ、頼むことが成功の秘訣。お願いすることへの恐怖心を捨て去ろう! #習慣化

あなたは頼まなければならない。
私の意見では、頼むことがこの世で最も効果的で、
最も見落とされがちな成功の秘訣である。 (パーシー・ロス) 

アメリカの大富豪のパーシー・ロスのこの言葉を読んでいて
人に上手にものを頼むためのコミュニケーション能力が足りていないなと反省しました。
多くはこんなことを人に頼んでいいのか?という遠慮
あるいはお願いすることへの恐怖が原因になっているようです。

人は一人では当たり前ですが、生きていけません。
多くの人との協力関係があるから、人生が充実したものになるのです。
私も含め、多くの人は自分一人で何かを成し遂げようと奮闘します。

しかし、人のサポートや応援がなければ、目標達成が難しくなったり
余計に時間がかかってしまい、これではチャンスロスに繋がりかねません。
実は、人生にはたくさんのチャンスがあるのですが
それを見落としていることが多かったり
あるいは、チャンスを見つけても手法を間違えてしまったりして
成果を得られないことも多いのです。

チャンスを確実に成果に繋げるためには、人に助けを求めればよいのです。
あなたによいネットワークコミュニケーションスキルがあれば
あなたのやりたいことに支援をもらえる可能性が高まるのです。

ジャック・キャンフィールドケント・ヒーリー
あなたの潜在能力を引き出す20の原則と54の名言で過去の偉人たちの成功も
頼む勇気がなければ、実現しなかったと言っています。

歴史を通じて、人に助けを求めることによって世の中を変えた例は無数にあります。いくつかの実例を紹介しましょう。もしクリストファー・コロンブスが女王イサベルに助けを求めて船と乗組員を確保しなかったら、新大陸を発見することができたでしょうか? もしトーマス・エジソンが実験をするための資金を求めなかったら、あんなに多くの発明を成し遂げることができたでしょうか?

コロンブスもエジソンもパトロンがいなければ、成功しなかったわけです。
自分のビジョンを明確にし、それが共感されるのであれば
サポートしてもらえる可能性が生まれるのです。
頼むという行為は弱者のものに思えますが
世の中を変えてきた強者ですら、サポートを受けてきた事実を認識すべきなのです。
スティーブ・ジョブズをはじめアメリカの多くのベンチャー経営者も
資金援助をファンドやマーケットに求めたから成功できたのです。

人に助けを求めることは決して弱者に限定されるのではなく、むしろ知恵と勇気のある人の成功の秘訣なのです。 人に助けを求めることを恐れなければ、もっと潜在能力を活用して業績を上げることができます。欲しいものや必要なものを積極的に求めましょう。そうすることによって、多くの新しい扉が開いて無限の可能性が広がります。

人へのお願いには、恥ずかしい、バカにされるのでは?という恐怖心が伴います。
しかし、このハードルをなくせば、成功に近づけるのです。
欲しいものやなりたい自分をイメージして
どうしたら手に入るのか?そうしたらなれるのか?と
質問を続けていれば、やがては潜在意識に刷り込まれ
そこから新たな出逢いがデザインされたり、チャンスが引き寄せられるのです。

ソーシャルメディアやブログでやりたいことを書いておけば
誰かに見つけてもらって、サポートしてもらえるかもしれません。
コロンバスの時代になかった武器を私たちは持っているのですから
ソーシャルメディアやブログを活用しない手はありません。

よりポジティブな質問をするとき、脳は人に頼むことの恩恵を探しはじめます。恩恵に気づけば気づくほど自信がわいてきます。頼めばどんな得をするかがわかれば、恐怖心を乗り越えて積極的に人に助けを求めることができます。

「良い質問を自分に投げかけることで、脳は人に頼むことを選択できる」という
ジャック・キャンフィールドケント・ヒーリーのこの言葉を覚えていきたいと思います。
頼むメリットと恐怖心をトレードオフできれば、成功に近づけるのです。

今日も読んでいただき、ありがとうございます。
この書籍に関する関連記事
この書籍に関する関連記事②

  
Photo Credit

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
徳本昌大 Amazonページ >
 

徳本昌大をフォローする
ブログ
スポンサーリンク
徳本昌大をフォローする
Loading Facebook Comments ...

コメント

タイトルとURLをコピーしました