長年の思考習慣と、それに付随する言い訳は、「自分が正しくて、相手が間違っている」と決めつけることから生じている。この第一の徳を実践すれば、対立をなくせる。対立するから、自分が正しい理由を証明したくなるのだ。自分の人間関係を振り返って、どれほどのエネルギーが「人を受容し許すこと」よりも、「人を支配しコントロールすること」に向けられていたかを考えてみてほしい。
長年の悪い思考習慣をすべて紙に書き出して
一つ一つどこが悪いのかを考えてみましょう。
もし、人と対立することが多いのならば、その理由を見つけてみましょう。
大概は自分のエゴが影響しているはずです。
自分の視点ではなく、相手の立場で考え、コミュニケーションしてみれば
徐々に相手の態度も変わってくるはずです。
人生で出会うすべての人に、親切心と思いやりを広げていくほど、相手が自分の期待にそわないからといって、人を責めたりしなくなる。人にやさしくするとは、相手に自分と同じようになれと主張するのではなく、相手の「ありのまま」を受け入れることを意味している。こうした生き方を実践すると、非難やグチは消えて、平安な世界を享受できる。
相手を自分の鏡で評価していては、相手の良さがわからないまま
狭い世界で生きていくことになりかねません。
自分と感覚が近い人とばかりの交流だけでは、自分を成長させられないのです。
相手のありのままを受け入れるように自分のエゴを捨て去れば
優しい気持ちになれ、相当気分はスッキリするはずです。
自分が正しく、相手が間違っていると決めつけることで
チャンスをロスしている可能性もあります。
自分が足りていないと思い、相手の話を傾聴するようになれば
新たな発見や気づきももらえるのです。
我を張ってよいことなど何もないと思いましょう!
相手もあなたの態度が変容することで、あなたのことを理解しようとするはずです。
よいコミュニケーションを重ねることで、強力な応援者になってくれるかもしれません。
嫌な相手だと思ってた人が自分の味方になれば、人脈は更に強化されます。
よいネットワークが広がれば広がるほど
チャンスが引き寄せられる可能性も高まりますから
自我を捨てて、相手との関係を強化することに時間を費やしましょう。
対立するより、はるかに良い時間が過ごせ、素晴らしい結果が得られるはずです。
エゴを捨てる努力を私も心がけたいと思います。
今日も読んでいただき、ありがとうございます!
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