それは本当か?という質問で言い訳を撃退しよう。#習慣化

数ヶ月前に言い訳を言わないと決めたのですが、
今でもこの悪い癖が時々出てしまいます。
どうしたら言い訳をストップできるのでしょうか? 

ウェイン・W・ダイアー「言い訳」をやめるといいことがたくさん起こる!には
その撃退法が書かれています。

人間は1日に6万回ものことを考えているとよく言われていますが
ウェイン・W・ダイアーはその6万回の思考が毎日同じことになり
習慣化したパターンに陥っていると言います。
そして、驚くことにその思考の70%はネガティブなことだと言います。
この悪い習慣を改めない限り、良いことは起こりません。

ある心理学者から、成人は二十四時間で約六万件の考え事をしていると聞いたことがある。さらに驚くべきことに、今日考える六万件は、昨日考えたことと同じで、そして明日もまた同じことを六万件考えるということだ。 つまり、多くの人は習慣化したパターンで、同じことを毎日、何万回もくり返し考えながら生きている。

同じことを毎日考えれば、その思考から行動も決められていきます。
もし、その中に言い訳がたくさんあるのなら、人生はつまらないものになります。
当たり前ですが、言い訳が行動を規制し、チャレンジマインドをなくしてしまうのです。
その結果、いつもと同じ平凡な時間を過ごすようになるのです。

そして、このように絶えずくり返される考え、なかでも言い訳のカテゴリーに入るものの大部分は、真実でないことが多い。 「それは本当か」という問いに答えるには、あなたがずっと使ってきた言い訳の理由が真実なのか、果たして、絶対的に確信できるかどうかを判断する必要がある。もし真実でないなら、ただちにそれを無効にすること。そして、驚くべきことに、「おなじみの言い訳」はそのほとんどが虚構だとわかる。

「今、忙しいから」、「お金がないからできない」など
言い訳にはいくつかのパターンがありますが
私の場合、自分で行動を起こしたくないという気持ちがある時に
便利だから使っている場合が多いような気がします。

「今、忙しいから」という言い訳を言う前に
「それは本当か?」という質問をすれば、自分の本心がわかるようになります。
その質問を続けることで、本来の自分がやりたいことが見えてきます。
言い訳は過去の体験に引きづられていることが多いのですから
その言い訳を言い始めた時のことをしっかりと思い出してみましょう。
それが意味のない習慣だと気づけるかもしれません。
もし、「今、忙しいから」が口癖になっているならば
それがチャンスロスになっていないかを改めて問いかけてみましょう。

以前の私は「時間がない」が口癖でした。
しかし、多くの勉強会をパスした理由が、実は飲み友達とのお酒談義でした。
断酒した今では、できる限りいろいろなセミナーや勉強会に参加するようにしています。
今では、そこから新たな気づきや出会いをいただき、成長のキッカケにしています。

「今、忙しいから」「お金がないからできない」と言うことで
旅行やセミナーから得られるすばらしい体験を最初から放棄してしまっているのです。
その結果、新たな出会いをデザインするチャンスを失ってしまいます。
いつもと同じ自分でいるという選択が
結果として、未来をつまらなくしているのです。

今日も読んでいただき、ありがとうございます!

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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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