50を過ぎたあたりから「疲れている」が口癖になっていました。
ウェイン・W・ダイアーの「言い訳」をやめるといいことがたくさん起こる!を読んでいて
この「疲れている」という言葉もネガティブワードだと気づき
禁句リストに入れることを決めました。
疲れたと言わないのはなかなか難しそうですが
ネガティブな言葉を使わないことを意識するだけで
相当気分は変わりますから、日々の目標にしています。
私は二十代前半のとき、「疲れている」という言い訳に対して、想像力のトレーニングをした。この言い訳を頻繁に耳にしたために、とうとうマインド・ウイルスに感染し、私も日常的に使つようになってしまっていたのだ。この言い訳は便利だが、やる気を奪われてしまう。なぜなら、自分がどれほど疲れているかを考えたり話したりすることで、実際よりもさらに疲れ果ててしまうからだ。 「疲れている」と口にすればするほど、肉体的に疲労する理由がないときでさえ、エネルギーが奪われていく。(ウェイン・W・ダイアー)
ダイアーの文章を読めば、「疲れている」という言葉の恐ろしさがよくわかります。
「疲れている」と言うことで、より自分を疲れさせてまうのであれば
この言葉は禁句にした方がよいですね。
ある日一人の友人が「自分はもうヘトヘトなので、予定していた週末のワークショップをキャンセルしたい」というのを聞いたとき、私は金輪際、この言い訳を使わないと決心した。人に(あるいは自分自身にも)二度と「疲れた」といわないと心に誓ったのだ。そして、自分には無限のエネルギーが備わっていると想像するようにした。睡眠習慣も変えず、エネルギー源になるサプリメントも飲まず、生活スタイルも変えなかったが、ただ、「自分は高いエネルギーをもった人間だ」と思うようにした。自分を「疲労とは無縁の人間」と見るようになったのだ。すべては、私の中に出現した新しい考え方からはじまった。それから約四十年がたつが、私は今日に至るまで、「疲れた」と考えることさえ断固として拒否している。
疲れたということは実はチャンスロスになるのです。
疲れたから、明日やろうと言い出すと、どんどん先延ばしが起こり
会いたい相手に会えなくなったり、やりたいことができなくなるのです。
これでは幸運の女神が逃げかねません。
一方、ダイアーが言う様に自分にエネルギーが備わっていると思えば
不思議とパワーがわいてきて、行動に繋げます。
ダイアーのこの言葉に遅まきながら出逢えて本当に良かったです。
疲労とは無縁の人間だと自分に言い聞かせることで、脳の働きが変わるのです。
言葉を変えると人生が変わるとよく言いますが
疲れたというバッドワードを捨て去ることを日々心がけています。
なかなか難しい目標かもしれませんが、意識するだけでも違うと思います。
有名なマザー・テレサの言葉は何度読み返しても素晴らしいのですが
思考と言葉を変えることが、やはり変化のキッカケになるのですね。
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
疲れたという替わりに、今からできることをやろうと考え行動してみましょう。
今朝もそう思いながら、このブログを書き終えました。
疲れたと言う替わりに、書くことで達成感を得られ、脳も元気になりました。
言い訳を使わなかったために全く違う結果になったのです。
今日も読んでいただき、ありがとうございます!
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