クリエイティブを共有! SHOW YOUR WORK! の書評 #習慣化

今日は大好きなオースティン・クレオン
クリエイティブを共有! SHOW YOUR WORK!をご紹介します。
これは、クリエイティブの授業 STEAL LIKE AN ARTISTの続編です。
書店でこの表紙を見た瞬間に、私は衝動買いしました!!
前編同様の面白い一冊で、ワクワクしながら一気に読了しました。
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この本は徹底的にシェア(情報発信)にこだわることをすすめています。
見つけてもらわなければ、存在しないのと同じなのです。
オースティン・クレオンは本書でシェアの重要性を次のように書いています。

現代では、作品がオンラインになければ、存在しないも同然だ。誰にでも、声を上げ、意見を発するチャンスがある。それなのに、多くの人がそのチャンスをふいにしている。みんなに自分のやっていること、自分の好きなものを知ってもらいたいなら、共有するべきだ。

また、オースティンは毎朝、新聞の「お悔やみ欄」を読んで
人々がどれだけ勇敢で、崇高だったかを確認することをすすめています。
亡くなった人々が人生をどう生きたのかを読むと
自分に足りていないことがわかり、やる気が起きるのです。
毎朝、死について考えることで生きる勇気が湧いてくるとオースティンは言います。

ぜひ、試してみてほしい。毎朝、お悔やみ欄を読み、人生を生き抜いてきた前人たちから、刺激をもらおう。みんな最初はアマチュアだった。自分に与えられたものを何とかやりくりしながら、勇気を出して表舞台に飛び出した。そうして、目的地にたどり着いたんだ。君もそんな人たちを手本に。

勇気のあった先人を手本にすることを朝の習慣にするとよいかもしれません。
自分の生きる意味を毎朝、考えるようにしてしまうのです。

また。1日に1回情報発信して、人に見つけてもらう努力をすべきで
そのための時間を徹底的に探せ!とオースティン・クレオンは言います。

時間が足りないなんて言い訳は禁物。誰だって忙しい。でも、与えられた時間はみんな1日24時間だ。僕はたびたび読者から質問を受ける。「そんなことをする時間どうすれば見つけられるんですか?」と。僕はこう答える。「探すんです」。小銭を見つけようと思えば家のあちこちで見つかるのと同じように、時間も1日のあちこちに落っこちている。通勤中、昼休み、子ども寝たあとの数時間。大きな活動と大きな活動の合間に潜んでいる。確かに、好きなテレビ番組を一話だけ我慢しなきゃならないかもしれない。睡眠を一時間だけ削る必要もあるだろう。でも、探そうと思えば必ず見つかる。僕はみんなが眠っているときに仕事をし、みんなが仕事しているときに仕事を見せるのが好きだ。

時間に関するオースティンのメッセージ「落ちている時間を探す」は
このブログでもいつも伝えていることなのでとても共感しました。
現代人の多くは忙しく、本当に時間が足りません。
私も今このブログをランチの昼休み中にタリーズで書いています。
書くのが好きなのでこれを優先し、今日はランチの時間を諦めたのです。
本を読んでインスパイアされたことをブログやソーシャルメディアで
積極的に発信することで私は良いことが起こることに気づきました。
今後もシェアすることを継続していこうと思います。

本書クリエイティブを共有! SHOW YOUR WORK!
クリエイーター向けに書かれた本なのですが
普通のビジネスマンが読んでも勉強になると思います。
とにかく一度情報発信をスタートしたのなら、やめないことがポイントです。
継続で悩んでいる人にとって、ヒントになる言葉が数多く紹介されています。
以下のウッディ・アレンやヘミングウェイのケーススタディを読むと
継続のモチベーションも高まるはずです。
彼らほどの巨匠も始めたことを継続しているのですから
我々のような凡人は、彼らの姿勢を見習い、努力を続けるしかないのです。

一生涯、同じ仕事を勤め上げたアーティストを調べてみると、共通のパターンが見えてくる。成功や失敗にかかわらず努力しつづける力を持っているのだ。映画監督のウッディ・アレンは、40年間以上.平均で年1作は映画を作りつづけている。絶対に休みを取らないからだ。映画の編集を終えたその日が、次の映画の脚本を書きはじめる日なのだ。ロックバンド「ガイデッド・バイ・ヴォイシズ」のリード・ボーカル兼ソングライターのロブ・ポラードは、創作の壁にぶち当たることなどないと言う。常に書いているから。小説家のアーネスト・ヘミングウェイは、文章の途中で1日の仕事を終えていた。翌朝、すんなりと続きを書けるように。シンガーソングライターのジョニ・ミッチェルは、前回のプロジェクトの欠陥と感じる部分が次回のインスピレーションになると語っている。

これこそはオースティン・クレオンが言うチェーンスモーキングというよい習慣で
私たちは始めたことをやめてはいけないのです。
オースティン・クレオンクリエイティブを共有! SHOW YOUR WORK!
未来をつくるためのアイデアが満載の一冊でおすすめです。

今日も読んでいただき、ありがとうございます!

  

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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