長倉顕太氏のGIG WORK(ギグワーク)の書評

「ギグエコノミー」とは、プロジェクトごとに参加したり、 空き時間を使って参加したり、さまざまな形で会社員という形でなく労働することを指すわけ。 たとえば、デザイナーとしてあるプロジェクトに参加したり、 空き時間を使ってウーバーのドライバーをすることも同じだ。(長倉顕太)


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GIG WORKとは何か?

長倉顕太氏のGIG WORK(ギグワーク)を読了しました。 「ギグエコノミー」とと言う言葉がアメリカではやり、日本でもバズワードになっています。 「ギグ」とはもともとジャズミュージシャンの間で使われていた言葉で、ライブハウスなどでの単発の演奏のことを指します。私が若い頃はPUNKのライブに行くことを、ギグに行くと言ったものですが、もともとはジャズの言葉だったのです。

世の中がギグ化し、コンテンツ化する世界では、時間、場所を気にせず、自由に働けるようになります。資本主義のルールが変わる中で、私たちの働き方も変わらざるを得ません。著者はギグワークには編集能力が欠かせないと言います。編集者のように目の前の事象を編集する(プロジェクト単位で仕事をこなす)からこそ、人は自由でいられるのです。

しかし、多くの日本人は会社に飼いならされ、自由に生きることに慣れていません。

インターネットのおかげで、多くの人が自由になったしオレはそのおかげでまさに自由に生きている。その一方、置いていかれている人もいることを忘れてはいけない。オレもどうしてもそういうメッセージを伝えがちだけど、「今は自分次第でなんでもできる時代」だと。実際、そうなったから、オレみたいなレールから外れたやつでもどうにかなっているわけだが、これは反対から見れば「自由なのに何もできないのはお前(本人)のせいだ」って言ってることになる。

ピーター・フォンダは映画「イージーライダー」の中で、 「アメリカという国は、子どもから老人まで『自由』『自由』とロにする。しかし、本当に自由に生きる人間を見るのは怖いんだ」と言う名言を残しますが、  これが全世界的に広まっています。

インターネットやSNSは、自由に生きる人と自由を謳歌できない人を可視化し、不幸な人を増やしています。自由に生きろと言われても困る人が多いのにかかわらず、世の中の働き方が激変すると言う恐ろしい時代がスタートしているのです。

 

紹介されるギグワーカーの3つの特徴

インターネットの出現も含めたテクノロジーの発達によって、資本家と労働者という枠から外れた人たちが増えてきた。デジタル・ノマドやギグワーカーと言われるような人たちだ。彼らの大半はギグのように仕事をしているので、資本家でも労働者でもないと言える。このように会社を持つか持たないかは別として、資本家でも労働者でもない存在が活躍できるようになったのが今の資本主義だ。インターネットの発達によりどこにいても仕事ができ、多くの資金を必要としないビジネスが増えてきた結果、この資本家でも労働家でもない人たちがどんどん増えていくことだろう。

私は今社外取締役やアドバイザリーとして、様々なスキルを組み合わせ、いくつかの会社で働いています。プロジェクトベースで自分の価値を提供し、自由に働いています。マーケティング、ビジネスプロデューサー、戦略立案、講演など様々なプロジェクトに参加しています。

自由に生きるとは選択肢を増やすことですが、そのためには自分の価値を見つけ、他者に提供する必要があります。そのためにはインプット、アウトプット、行動を増やし、ネットワークを拡大しなければなりません。自分の好奇心を信じ、行動を続けるうちに良いことが起こるようになったのです。ギグワーカーにとってはつながりが重要で、社会やクライアントに貢献(還元)することがポイントになります。

日々多くのプロフェッショナルに出会えるようになり、他者のスキルと自分のスキルを組み合わせることで、日々成長できるようになったのが、ギグワーカーになった最大のメリットです。時間・場所にとらわれずに働きながら、自分を進化させるのです。

できることをやる→感謝される→紹介されるのループを作れれば、仕事に困らなくなります。目先の利益にこだわるのをやめ、まずは自分の価値を他者のために提供しましょう。

還元することで、紹介が発生しやすくなる。とにかく、上位のギグワーカーとして生きていくには紹介が欠かせない。オレなんかもそうだが、基本的にすべての仕事は紹介だ。ある程度までいくとそうなるし、それが理想だろう。

■ギブする人
テイクの人を紹介したい人はいませんから、まずはギブから始めましょう。ギブする人になれば、やがて紹介を受けられます。
■即レスする人
即レス(返信)は信用されます。逆に、即レスできない人はトラブルになりやすく、紹介を受けられません。
■紹介する人
紹介する人は紹介される人です。ネットワークのハブになり、他者を紹介する人がギグエコノミーの勝ち組になります。

今、できることを還元するうちに、いろいろなチャンスがもらえるようになります。できることが増えるうちに働き方が変わります。自分の価値を世の中に還元するうちに、自分のやりたいことがやれるようになるのです。

まとめ

インターネットやソーシャルメディアが進化することで、私たちの働き方も激変しています。そんな中ギグワーカー(プロジェクトベースの働き方)が注目されています。自分の価値を他者に還元するうちにチャンスが広がり、自分のやりたいことがやれるようになります。

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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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