2014年がだんだんと終わりに近づいてきていますが
私にとって、今年は素晴らしい一年でした。
良いこともあれば、当然悪いこともあったのですが
意識の持ち方を変えたために、失敗も成功への途中過程で
チャレンジすることが怖くなくなり、良い時間が過ごせました。
51歳の禿げ頭の私のようなおじさんが
どうして、ハッピーな時間を過ごせるようになったのでしょうか?
禿げ頭の向こう側には若者が想像しているよりも多くの至福がある。(ローガン・バーサル・スミス)
実際に私も若い時には、おじさんになるのが恐怖でした。
30歳を過ぎるとつまらぬ人生を送るのだと勝手に決めつけていました。
恐怖を脱却するためだったのかもしれませんが
30代から40代の前半まで私は酒に溺れていました。
飲むことが楽しく、変化を放棄し、自らつまらぬ人生を選択していたのです。
44歳にお酒をやめたのですが、その時に私は自由な時間を手に入れました。
爽やかな朝、二日酔いのない午前中、すっきりした気分、読書のための長い夜。
私は時間という武器を手に入れたことで、アウトプットを始めました。
誰かのために書くことをスタートしたのです。
このアウトプットが変化のキッカケになったのです。
最初はソーシャルメディアやiPhoneの活用法を
USTREAMやブログにコツコツとアウトプットしていたのですが
編集者の方から偶然、見つけていただき、2011年に出版することができました。
それ以降、運良く5冊の紙の書籍と4冊の電子書籍をリリースできました。
ソーシャリアルのご縁を大事にしたからこそ、このようなチャンスをいただけたのです。
もし、ブログでのアウトプットを続けていなかったら
私の人生は狭くつまらぬものになっていたはずです。
今年は2冊の紙の本を出版できたので、本当に良い年になりました。
51歳になってもハッピーだと思えるのも、このアウトプットのおかげだと思っています。
ですから、毎日、自分のやりたいこと、感じたことをこのブログに書き続けているのです。
ローガン・バーサル・スミスが言うように禿げても、自分のやりたいことをやっていれば
至福な時間を持ち続けられるのです。(私にとってブログを書く時間は至福の時間です。)
リチャード・テンプラーはできる人の自分を超える方法の中で
よいお年寄りになるためには、変化が重要だと書いています。
若い頃から変化を楽しめれば、老人になっても変化でき、人生をより楽しめるのです。
お年寄りに限らず、すべての人を尊重しなければならない。すべての人の中には、老人も、若者も、その中間にいる人たち、あらゆるバックグラウンドの人が含まれる。相手のことを個人的に知れば、誰でも興味深い面があり、それぞれが独自の存在であるということがわかる。そして、相手の人となりがわかるまでは、人として礼儀正しく、思いやりを持って接しなければならない。たしかに、時代遅れになっているお年寄りもいるが、それは若い人でも同じことだ。変化を嫌うお年寄りの多くは、小さな子供のころからずっと変化を嫌っていた。
もし、自分が老人になっても尊敬されたいなら、変化を続けるべきなのです。
私が今年がハッピーだったのは多くのチャレンジをスタートできたからかもしれません。
特に今年の後半はインドネシアやドバイに一緒に行ったパートナーのおかげで
自分の中に新しい可能性を見つけられました。
2008年から2009年のiPhoneやTwitterを使い始めた頃のワクワク感が
今の私の中には芽生えています。
一方で変化が大好きというお年寄りもいる。こちらがうらやむほど最新テクノロジーに詳しく、フェイスブックを使いこなしているお年寄りだっている。今から二〇年後に誰かから敬ってもらえるとしたら、ただ白髪頭でハッカ飴のにおいがするからという理由だけで敬ってほしくはない。私個人という人間を見て、敬ってもらいたいと思う。
来年も良い年にするために、今年の棚卸と
来年のビジョンボードを作り始めています。
良い年にするために変化を継続したいと思います。
photo credit: kohlmann.sascha via photopincc
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