断酒離のすすめ #習慣化

断酒離」という言葉を来年の自分のキャッチフレーズにしようと思っています。
有名な「断捨離」をもじったものなのですが
私の2冊目、3冊目の書籍をご担当いただいた木庭さんとのブレストで生まれた言葉です。

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断捨離」とはモノや人との関係を整理し、心を解放する考え方ですが
断酒離」この考え方を応用して、お酒との付き合い方を変えて
自分の時間や家族との関係を大事にしようという提案です。
お酒との執着から離れることで、気分がスッキリし
全く違う人生を歩めるのです。

お酒で苦しんでいるホワイトカラーはとても多い気がします。
昨日は御用納めで、お酒を飲まれた方も多いと思いますが
駅では酔っぱらった紳士がケンカをしたり、泥酔して寝落ちしたりと
飲み過ぎで苦労している方が、数多く見受けられました。
私も以前はアルコール依存症だったので、お酒を飲む気持ちはよくわかるのですが
飲み過ぎるとカラダや心に大きな悪影響を及ぼします。

お酒を飲むと気分は高揚し、仲間とのコミュニケーションも弾みます。
お酒も度を超さなければ良薬なのですが、飲み過ぎはいろいろな意味でよくありません。
アルコールを飲むと脳内で楽しさや心地よさといった感情を生み出すドーパミンが分泌が促されるのですが
この快楽を求めることが習慣化すると、アルコールから逃げられなくなるのです。
私は脳の気持ちよさを求めているうちに、アルコール依存になり
貴重な20代、30代、そして40代前半の時間を無駄にしてしまったのです。
お酒を飲みたいという感情が脳を支配し、飲めないといつもイライラしていました。

当然、健康にもアルコールはよくありません。
肝臓の数値は悪化しますし、胃のムカムカも酷く、いつの間にか慢性胃炎になっていました。
朝はいつも二日酔いでしたし、カロリーの取り過ぎでカラダもどんどん大きくなるなど
カラダによいことは何ひとつありませんでした。

アルコールを飲むと興奮して、冷静な思考が阻害されます。
飲んだときにケンカをしたくなったり
きつい言葉を発するのも感情をコントロールできなくなるのが原因です。
コミュニケーションを良くするお酒が、飲み過ぎると逆効果になってしまうのです。
当然、お酒は高くつき、財布にもよくありません。
お酒には、確かにメリットがあるのですが
私は過度にアルコールに依存したために
デメリットだらけで、お酒が完全に人生の弊害になっていたのです。

特に、家族との時間を犠牲にしながら、お酒を飲んでいたことで
奥さんや娘にも多大な迷惑を掛けていました。

お酒を何度かやめようとしたのですが、決意が甘く、一ヶ月もすると
元のアルコール依存に戻ってしまうのです。
これではダメだと思い、アンソニー・ロビンズなどの習慣化の本を読みまくりました。
そして、44歳の時に人生をリセットすることを決め、完全に断酒したのです。
悪い習慣を書き出し、生活を朝型にし、付き合う人間や行く店もすべて変えました。
新しい自分になるために、過去の生き方を捨てることにしたのです。

悪い習慣を良い習慣に徹底的に置き換える事を決め
とにかく3ヶ月お酒を飲むのを我慢しました。
最初は辛かったのですが、だんだんとアルコールが抜けてくると
頭がスッキリして、カラダが軽くなってきたのです。
何より飲んでいる時間がすべて使えるようになり
読書や勉強会などのインプットの時間が大幅に増えたのです。
いつでも素面なので、酔っぱらいながら変なことを書くおそれもなくなったので
積極的にアウトプットできるようになりました。
このブログを書き始めたのも、断酒で時間ができたからです。
インプットしたものを誰かのためにアウトプットすることで
多くの人から感謝されることが、私の書くモチベーションになったのです。

お酒を捨てることで、私は新しい自分を手に入れました。
この変化のおかげで多様な人脈を手に入れたり、出版などもできるようになったのです。
お酒は当時は宝物でしたが、今では全く不要なモノになりました。
断酒離」でお酒から解放されたことで、私は人生をリセットできたのです。
お酒で苦労している方に、ぜひこの「断酒離」をお伝えしたいと思います。
来年はぜひ、木庭さんと「断酒離」の本を出版したいと思います。
年末に新しい夢を100リストに追加できました。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。

  
photo credit: maltman23 via photopin cc
 

 

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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