宇宙に上手にお願いする人々 (Successful wishing 5)(ピエール・フランク著)を
再読していますが、冒頭に紹介されているマハトマ・ガンジーの名言が響きます。
できると信じれば、それをする能力を得ることになるのだ。たとえ、はじめはその能力がなかったとしても(マハトマ・ガンジー)
最近になって、ようやくこのガンジーの言葉の意味がわかるようになりました。
潜在意識にできると信じさせることで、行動がポジティブに変わるのです。
たとえ、失敗したとしても、このマインドを持っていれば
諦めずにアクションを続けられるはずです。
ガンジーはこのルールを理解していたから、この言葉を残したのでしょうし
インドの歴史を変えることに成功したのです。
本書の日本語のタイトル宇宙に上手にお願いする人々 (Successful wishing 5)を見ると
ちょっと引く人もいるかもしれませんが
ドイツ語の正式タイトルはWunschgeschichten für die Seeleです。
日本語に訳すと「魂のリクエスト」という感じでしょうか?
自分の気持ちの持ち方を変えることができる良書で、読む価値はあると思います。
ピエール・フランク氏はミラーニューロンの素晴らしさを以下のように書いています。
脳科学の分野では、驚くような事実が発見されています。私たちが見たり聞いたり読んだりしていることは、心の中で実行されていて、自ら体験した「知識」として記憶され、のちに似たようなことができるようになります。そのことを実行しようとすると、その(観察によって記憶された)ことが、まったく練習していなくても、また自分では経験していなくてもできるのです。どのように行動すればいいのか、私たちにはわかっているということです。この驚くような事実は、「ミラーニューロン」と呼ばれる脳の中の特別な神経細胞の働きによるものです。この神経細胞は、自分が何か行動を起こすときに活発になるばかりではなく、たとえば、誰かが綱の上でバランスをとるなど変わったことをしているのをただ見たり聞いたり読んだりしているだけでも、活発になることがわかっています。つまり、このミラーニューロンは、他人を観察しているときに、その人の行動を心の中で追体験する能力を授けてくれるのです。自分ではまったく経験していなくても、脳はそのことを自分の体験として記憶するのです。
このミラーニューロンのルールを知ると、良質な書籍や名言を読むことで
自分の人生を変えられることがよくわかります。
アフォメーションが価値があることの説明にもなります。
脳のミラーニューロンという「マネをする」機能を徹底的に活用してみましょう。
やり遂げるという気持ちが能力を伸ばし
その気持ちが多くの人やモノを引き寄せるのかもしれません。
多くのポジティブな人との交流でミラーニューロンが
それらの人たちのマネをしようと思うから面白いことが起こり始めるという
本書の考え方を取り入れてみようと思います。
先人や仲間の成功体験を読むことは、大きな効果があるのです。
成功者の体験を読めば、読むほどそれらの体験が
自分の脳に次々記憶されていくのです。
ミラーニューロンの共鳴の法則は
私たちが並外れたスピードで進化してくれるのを助けてくれるのです。
人生には、自分に信じていることしか起こりません。(ピエール・フランク)
信念の強さによって、願いが叶うか、叶わないかが決まると
ピエール・フランクは言います。
私たちには憧れていることを手に入れる資格がある、と心の底から信じ、願いがかなうことを一瞬たりとも疑わない。
最後にピエール・フランクのお願いを叶える方法を紹介します。
1、まず小さなお願いから始める。
2、正しい言葉で願う。
3、願うとき否定形は用いない。
4、願いをはっきりと、簡潔に、的確に表現する。
5、願いごとを書き出す。
6、すでに叶ったように振舞う。
7、感謝する。
8、疑わず信頼する。
9、願いを人に話さない。
10、偶然を受け入れる。
11、直観に従う。
12、本当に大切な願いを見つける。
この願いの法則を続けることと
いろいろな人の良い体験に共鳴することを意識したいと思います。
私たちには憧れていることを手に入れる資格がある、と心の底から信じ、願いがかなうことを一瞬たりとも疑わない。
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