許すことが強さの証!

昨日のウェイン・ダイアーのブログで「人を褒める」ことこそが
人間関係を良くする秘訣だと書きましたが
あのデール・カーネギーも似たような言葉を残しています。

人は誰でも、他人よりも何らかの点で優れていると考えていることを忘れてはならない。相手の心を確実に掴む方法は、相手が相手なりの重要人物であるとそれとなく、あるいは心から認めてやることである。(デール・カーネギー)

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相手の素晴らしさを見つけて、それを褒めることが
人間関係の良薬だということがこの言葉からよくわかります。
相手が価値のある重要人物だと受け入れ
それをしっかりと伝えることで
人間関係は確実に改善できるはずです。

垣根は相手がつくっているのではなく、自分がつくっている。(アリストテレス)

そのためには、アリストテレスは、自分の意識を変えることだと言います。
相手が悪いのではなく、自分の方が心の中にハードルを作っているのでは?と
まずは、疑ってみましょう。
相手が悪いのではない、自分が垣根を作っているのだ!」と。
次に、相手の素晴らしい点にフォーカスし
相手を褒めることを習慣化してみるのです。

また、デール・カーネギーはこうも言っています。

嘘でない心からの賞讃を与えよう。心から賛成し、惜しみなく賛辞を与えよう。相手は、それを心の奥深くしまい込んで、終生忘れないだろう。与えた本人が忘れても、受けた相手は、いつまでも忘れないでいつくしむだろう。

自分の発言を言った本人が忘れていても
褒められた相手の方は、確実にその言葉を覚えているものです。
相手は、あなたに会うたびに感謝の念をいだきます。
褒めることはそれほどパワーがあり、効果があるのです。

最初は苦手でも、相手の良いところを見つけ、褒めれば
人間関係は確実によくなります。
やがて、彼らが味方になって応援してくれれば
人生は素晴らしいものに変わり始めます。

性に合わない人たちとつきあってこそ、うまくやって行くために自制しなければならないし、それを通して、われわれの心の中にあるいろいろ違った側面が刺激されて、発展し完成するのであって、やがて、誰とぶつかってもびくともしないようになるわけだ。(ゲーテ)

ゲーテの言うように苦手な人を味方にできるようになれば
私たちはそこから多くの気づきを得られるのです。
また、自制と感謝の心を磨くことができます。
自分の意識と行動を変えることで
やがては、人脈が広がり、多くの方から
アドバイスをもらえるようになるはずです。
上手な人間関係を築ける人は、自分の小さなプライドを捨て
人を受け入れ、そして、許せる人かもしれません。
この年になって、許すことの素晴らしさがわかり始めました。

弱い者ほど相手を許すことができない。許すということは、強さの証だ。(マハトマ・ガンジー)

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
  

photo credit: Conversations via photopin (license)

 

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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