スチュワート・ワイルドのスピリチュアル・マネーの書評を続けます。
現代人の多くはたくさんのモノを所有しています。
それに感謝できるようになると満ち足りた気分になれます。
スチュワート・ワイルドは、本書で今持っているものを意識しようと言います。
たとえお金がぜんぜんなくても、「
いまの手持ちだけでじゅうぶん豊か。それに、 この世界はほんとうに豊かな場所だ」 という感覚をつくりあげるのは簡単です。「持っていないもの」 ではなく「持っているもの」のほうを重視して、 肯定的にとらえ始めれば、少しずつ「持っていてあたりまえ」 という感覚ができあがり、そして突然、実際に「持っている」 状況が訪れます。空想ではなくて、ほんとうにお金がある状態になるのです。(スチュワート・ワイルド)
まずは、スチュワート・ワイルドの言葉を信じて
自分の意識を少しだけ変えてみましょう。
今、持っているものに感謝してみるのです。
持っていないものでなく、今所有しているものを重視すれば
自分を幸せだと思えるようになります。
私たちは、過去のどの世代よりも
良いものに囲まれて生活しているはずです。
美味しい食事を楽しんだり、世界中に旅行できるのです。
ソーシャルメディアで国境を超えてリアルタイムにコミュニケーションすることばどは
中世の王族にもできなかったすごい体験なのです。
まずは、自分の素晴らしい現状に感謝することを習慣にしてみるのです。
こう考えることで、豊かさが実感できます。
持っているのものを重視し、意識すれば
充足感が当たり前に思えるようになり、より豊かな生活が手に入るのです。
自信を持ち、それを豊かさの感覚に移し替え、内なる自分と一体化して、いままで以上に調和のとれたみずみずしい生活スタイルをつくりあげるのです。心の中に世界の豊かさを思い描くにつれて、あなたも大きく成長できるのです。お金の面だけでなく、スピリチュアルな面でも成長していきます。神の恵みにはかぎりがなく、あなたにもかぎりがないとわかるでしょう。視野がしだいに広がり、無限に大きなものを見すえられるようになります。
そして、ものだけでなく自分自身にも感謝してみましょう。
精神的な満足から、自分自身をも成長させられるのです。
目があるから、美しい景色を楽しめるのです。
耳があるから、素晴らしい音楽を聴けるのです。
口があるから、家族との会話ができるのです。
脳があるから、未来の素晴らしい世界をイメージできるのです。
私たちは、もっともっと自分に感謝すべきなのかもしれません。
素晴らしい自分を受け入れることで、よりワクワクできるようになります。
ワクワク感が増えると、周りに良いエネルギーを発せられ
それが仲間に伝染することで、雰囲気がよくなります。
この雰囲気に面白い人が引き寄せられ、新たなプロジェクトが生まれたりします。
ここから、ますます自分を成長されられるはずです。
思考が現実化するという事例は
こうして、思考は現実になる(パム・グラウト著)など多くの書籍に書かれていますが
私はこれらを読み、実践することで人生をより良くできました。
自分の潜在意識に良いイメージを送り込むことで
記憶貯蔵庫である潜在意識が行動を起こすキッカケを運んできてくれるのです。
自分が豊かだと受け入れることで、潜在意識が働き始めます。
潜在意識が自分を豊かだと感じれば
より豊かになるための情報が引き寄せられてくるはずです。
スチュワート・ワイルドの思考法を見習って
豊かさを実感することを心がけるようにしたいと思います。