スピリチュアル・マネー(スチュワート・ワイルド著)の書評

スピリチュアル・マネースチュワート・ワイルドの視点はとても独特で
本書を読むことで、私たちは様々な刺激を受けることができます。
お金持ちになるためには、人間の内側から鍛えるべきだとスチュワートは言います。
万物の豊かさの流れを理解し、スピリチュアルなパワーを高める努力こそが
豊かになるための秘訣だというのです。
機械仕掛けの時計のようにお金に振り回されるチクタク人間をやめて
自分らしく生きて、自由を手に入れようというのが本書の主張です。
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世の中に、完全な人間などいません。完全ではないのが、人間なのです。まだこれから完成させていかなければいけない部分がたくさんあるからこそ、人生の長い旅に意味があるわけです。不完全だから進歩できる。その事実を落ち着いて受け止めましょう。たまには時間に遅れたり、他人の期待に添えなかったり、銀行預金が底をついてしまったりするかもしれません。が、「今後まだまだ進歩の余地がある証拠だ」と笑顔で現状を受け止めていいのです。

現状を受け入れ、自分が日々成長していると信じ、行動を続けましょう。
自分自身を受け入れ、他の人と同じ道を目指さないことがポイントです。
たいがいの人間は成長を途中でやめてしまいますが
自分は人とは異なると思い、成長を続けるのです。
自分を受け入れるようになると、意識が変わり
受け取ることを躊躇しなくなります。
受け取ることを日常にすれば、やがて豊かさを受け取れるようになるのです。

また、チュワート・ワイルドは豊かになれる人の共通点は行動力だと言います。

成功する人間は、概して元気があります。てきぱきと行動するから、新しいものを生み出すのもすばやい。逆に、しかめつらで考え込んでいる人間からは、成功が逃げていきます。成功者はもともとの性格からいって、行動力があり、思いきってリスクに挑戦し、積極的に投資します。そういう人間が自由でスムーズな生活を手に入れられるのは、いわば当然でしょう。エネルギーを持っていると、ますますエネルギーが加わる仕組みなのです。あなたは、そういう豊かさの流れに参加すると心に決めさえすればいいのです。いえ、もう決めてあるかもしれません。あとは、やりかたを磨き上げ、目的を絞り込むだけかもしれません。だとすれば、金脈まであとほんのわずか、という可能性だって非常に高いのです。がんばってください。意欲を失わないことです。じゅうぶんに時間をかけ、じゅうぶんに熱意を注げば、やがて自然の摂理が働きます。なのに、さっさとあきらめてしまつ人が多すぎるようです。

周りにある豊かさを見つけて、その流れに乗りましょう。
アクティブに動いて、自分のエネルギーに磨きをかけるのです。
あとは適切な情報を持っている人と一緒に過ごす時間を増やすことで
チャンスが舞い込む可能性が高まります。
豊かな人たちが集まるコミュニティに参加するのは
最初は居心地が悪いかもしれませんが
アクティブで豊かな人たちの輪に加わることで
貢献が習慣化できるようになります。
過去のネガティブな感情を追いやり
豊かさは自分にとって当たり前だと信じるのです。
豊かなイメージを持ち続けるのが、成功の秘訣なのです。

自分の人生をポジティブなものと捉え、自らパワーを発すれば
そのエネルギーに豊かさが引き寄せられてくるのです。
このスチュワート・ワイルドの考え方を私はモデリングしたいと思います。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

  

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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