しんどい感情は、言葉で 「解消 」すると、努力が続く法則

努力が勝手に続いてしまう。塚本亮)の書評を続けます。
そもそも人は努力が嫌いな生き物です。
辛い時があるのは当たり前だと思って
落ち込まずに、上手に感情をコントロールすることを覚えておきたいですね。
塚本亮氏は、偏差値30からケンブリッジに合格した人なので
彼の努力に関する言葉にはとても説得力があります。

そもそも、努力をするということ自体、人間にとってはストレスです。だからこそ、つらいことがあって当たり前と考えて、しんどいときは解消するという前提でいたほうがいいのです。

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しんどいときがあるのは当たり前、ではどうやって解消するのでしょう?
塚本氏は。頭の中身を書き出すことだと教えてくれます。
嫌な感情を言語化して、自分の中から吐き出してしまうのです。
人は書くことで自分の頭や感情を整理できるのです。

人間は、どんな感情もはきだしてしまうと、そのまま同じ感情でいるということがありません。漠然と抱いていた悩みは文字を書くことで整理されて、何が問題なのかが明確になってすっきりします。また、文字になった自分の感情を眺めることで 「でも、たいしたことないな 」と思えたり、いらいらしていたことがあっても冷静に 「まあ、いいか 」と思えたりするものです。 「それなら、こうすればいいんじゃないか 」と自分へのアドバイスが客観的に頭に浮かんだりもします。べつにツイッタ ーでなくてもかまいません。本音の感情を視覚化する機会を持てれば、手段は何でもいい。

文字にすると本当に悩みが解消できます。
たいしたことないなと思えるようになります。
ですから、嫌な気分は理由も全て書き出して、退治してしまいましょう。
私の場合、ブログの目的が日々の反省とその解決策を見つけることなのですが
ブログを書くだけで、気持ちを強く持て、嫌な気持ちを追い出せます。
自分の失敗とそのための解決策をポジティブに書くことで
私は自分の感情と行動を一瞬で変えられるようになりました。
本を大量に読むのも、人生の解決策を探すためですし
ブログに書評を書くのも、著者のアイデアや体験を自分ゴト化するためなのです。
ある意味、私はブログで感情をコントロールしているようなものです。

人は悩みや課題を言語化することで、自分を成長させられます。
頭の中のモヤモヤを書くことで、自分の気持ちをあっという間に整理できるのです。

努力が続かない人には、なんとなく 「自分はダメ」と思い込んでいる人が多いものです。自分の感情の動きを客観視することは、この 「なんとなく」の感情から脱する方法のひとつです。簡単な方法ですので、ぜひこんな工夫も取り入れてみてください 。

また、毎日書くことで、自信を取り戻せます。
自分の感情の動きを言語化し、客観視することで不安から逃れられるのです。
1日2、3行でも自分の嫌な感情や体験を書き出すと気分をスッキリできます。
自分が至らなかった点を書き出し、相手に感謝の言葉を伝えましょう。
日記に感謝の言葉を書いているうちに、自分をどんどん楽にできるのです。
私はブログの他に感謝日記をEvernoteに書いていますが
日々出会った人に「ありがとう」と書くことで
相手を敬えると同時に自分を落ち着かせることができます。
「ありがとう!」と書き続けることで、1日をポジティブにできるのです。
また、書くことを習慣化することで、達成感を得られ、気持ちを強くできます。
日々のしんどい感情を感謝日記で解消することを覚えれば
翌日に嫌な気持ちを引きずらなくてすむのです。
悪いことがあっても、感謝日記を活用して
気持ちに区切りをつけましょう。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
  photo credit: Write In Journal via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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