デニス・ウェイトリーの幸種 しあわせだねを再読しています。
彼のパワフルな言葉を読むだけで、雨の日でもやる気になれます。
落ち込んだ気分でさえも、すぐにゴミ箱に捨てられ、気分を変えられるのです。
人生に敗れる者は、生きる目的も結果も考えず、「そのときの楽しみ」に没頭する。彼らはストレスを避けて生きるために、不安な日常や単調な仕事から逃げようとするだろう。だが、人生に打ち勝つ者は「目標をかなえたい」という強い思いから行動を起こす。変化を起こす。そして、そのためのストレスは肯定的にしかとらえない。人生に敗れる者と勝つ者のちがいは、こうしたところに現れる。(デニス・ウェイトリー)
刹那的な楽しみを求めている人は、人生を楽しんでいるように見えますが
本当の楽しみを体験していないのです。
いつも中途半端なその場の快楽に溺れ、目標達成するという満足感を味わえていないのです。
一方、目標がある人は遠回りをしながら、失敗を繰り返しながら
成功を目指して、行動するのです。
辛くても行動すれば、夢が実現すると理解している人は強いのです。
デニス・ウェイトリーの言葉を読むと、アクションを起こしたくなります。
まずは、自分の目標を明らかにして、書き出してみましょう。
私は情けないことにアルコールに溺れている時期がありました。
8年前の私は生きる屍のごとくで、お酒に時間を浪費していました。
飲んでいる時だけが楽しく、それ以外の時間は楽しくないという悲惨な状態でした。
このまま死んでいく自分を思い浮かべたら悲しくなったので
未来の自分のイメージをポジティブに変えてみたのです。
習慣の力で自分を変えることにしました。
断酒を決めて、自分の未来の目標を書き出してみました。
その中の一つが出版でした。
自分の本を書こうと決めたのです。
書いたことのない本を普通のサラリーマンが書こうというのですから
無謀な目標でしたが、過去の体験と人脈を総動員して
出版するためのアイデアを練り、以下の行動をスタートしました。
■TwitterとFacebookでソーシャルメディアの記事を紹介する。
■USTREAMでソーシャルメディアの番組を配信する。
■USTREAMで著者との対談番組を作り、司会をする。
■USTREAMで著者とのオールナイト番組を作る。
といった環境を自ら考え、実践しました。
USTREAMでソーシャルメディアの情報をアウトプットすることと
著者の応援をすることを徹底したのです。
多い時には週に3回、USTREAMで番組を配信しました、
USTREAMの良いところはスタジオに人が集まることでした。
ここで多くの著者や編集者と出会うことで、私は今までとは全く違う人脈を手に入れました。
大量のアウトプットと著者などの有名人との交流をレバレッジにして
自らのパーソナルブランディングに成功したのです。
短時間で、ソーシャルメディアと言えば
ソーシャルおじさんというブランドを確立できたのです。
トム・ピーターズや本田直之氏の書籍に書かれていたことを
自分流にアレンジしたら、面白いことが起こり始めて
自分自身もこれには相当驚きました。
この大量行動とブランディングのおかげで、番組を始めてわずか一ヶ月で
大手出版社から、出版のオファーがもらえるという奇跡が起きたのです。
この時の体験が、その後の私を変えました。
やりたいことがあれば、そのカテゴリーの情報発信を最大化して
関係者に会い、彼らをブログで応援するようにしました。
これで、レバレッジを掛けられるようになり
この貢献が、やがては自分に返ってくることに気づいたのです。
photo credit: USTREAM STUDIO SHIBUYA_049 via photopin (license)
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