カール・ヒルティと小林正観氏の共通点から、楽観的に生きることを決める。

寝床につくときに、翌朝起きることを楽しみにしている人間は、幸福である。(カール・ヒルティ)

スイスの哲学者であるカール・ヒルティには素晴らしい言葉を数多く残しています。
特に幸せに関する彼の言葉は読み返すだけでハッピーにれます。
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生きる喜びは、仕事とともにあるヒルティの幸福論などの書籍は面白く、読む価値があります。
ヒルティはビジネスをしている時間を大事にすることで、幸福を感じるべきだと説いています。

私はヒルティの数ある名言の中でも、特に
困難に遭遇した時にポジティブに立ち向かうべきだという以下の言葉が好きです。

苦しみは人を強くするか、それとも打ち砕くかのどちらかである。(カール・ヒルティ)

苦しみを超えて収穫を得られれば、その苦しみが幸福の入口だったことがわかります。
人はどんな状況でも楽観的に生きていけば
現状を打破し、未来を明るくできます。
自分の力でできたことを実感することで、幸福感を感じられるのです。

以下のヒルティの言葉を読めば、順風満帆がリスクであり
困難を乗り越えることが幸せの近道であることがわかります。
優しい環境をあえて私たちは、選んではいけないのです。

人生のおいて最も絶えがたいことは、悪天候が続くことではなく、雲一つ無い晴天が続くことである。

もし、世の中に困難や嫌な人がいなければ
人間は現状に満足し、成長できないはずです。
困難があるから、人はそれを改善しようとして、イノベーションを起こすのです。
あるいはライバルや妨害者が存在するからこそ
人は悩み、解決策を生み出すことで、より大きくなれるのでしょう。

私が好きな小林正観氏もヒルティに近い言葉を残しています。
人間を追求していくことで、東洋や西洋を超えた真理が見えてきます。
何故、嫌な人が存在するのか?という小林氏の以下の答えを読むと
自分の周りのあらゆる人に感謝できるようになります。

温かい言葉や環境が100%だったら、その人はダメになる。冷たい言葉や環境100%でも、やはりダメになる。ですから、どちらも50%ずつ必要なのです。それがもっとも人間を成長させ、向上させる環境なのです。人生は常に、優しい言葉をかける人や温かい環境が50%、厳しい言葉をかける人や冷たい環境が50%です。そのように自分で設計し、それぞれの人にお願いし、いてもらったのです。

ヒルティ小林正観氏の言葉から、私たちは視点の変え方を学べます。
悲観論を持ち出せば、言い訳が口に出て、良くても現状維持ですが
楽観論者になれば、思考と行動によって結果が伴います。
困難を乗り越え、アクションを最大化することで
未来をポジティブに変えられるようになります。

生き方も、無い物ねだりで不平不満を言うのではなく
今持っているものに感謝する習慣を身につければ、思考は変わり始めるのです。

私たちは、怪我をしたときだけでなく、日常的にも「あれができない」「これもできない」と言ってしまいがちです。でも、足を捻挫したとしても、テレビは見られるし、食事も自分でできる。手紙も書けるし、電話でお喋りもできる。一万の「できていたこと」が、9999になっただけです。その人は、できない一つを見るのではなく、できる9999を見ればいいという事実に気がつき、「できること」を強化していった結果、今までより早く体が治ったそうです。(小林正観)

足を怪我をした時のこの例え話を読めば、自分の視点を変えることができるようになります。
言い訳を封印して、視点を変えることで、多くの「できること」が見つかるはずです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
   

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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