毎朝読むだけ。コミュニケーションの教科書。という電子書籍が面白かったです。
相手を思いやる心を習慣化することをコンセプトに
コミュニケーション力を鍛えることを目的にしています。
良いコミュニケーションを学んだら
それを実践、継続しようという意図で書かれています。
コミュニケーションの要点をまとめた以下のコミュニケーションリストを
毎朝読んで、習慣化しようというのが本書の提案です。
早速、私はこのリストをEvernoteに保存しました。
■あいさつは先にする
■テクニックを使わない
■相手の立場に立つ
■先に相手の話を聞く
■自分の話す量は2割
■相手の名前を呼ぶ
■相手の目を見る
■ネガティブをポジティブに直さない
■沈黙を恐れない
■ノーははっきりと言う
■できるかぎり率直に話す
■論理でやっつけない
■相手の長所を見つける
■陰口は絶対に言わない
■約束の時間を守る
■素直に謝る
■言葉よりも心が大切
特に、挨拶を先に行う、それも名前を読んで挨拶しようというメッセージが響きました。
その際、名前まで読んで挨拶すれば、自然と相手の顔を見るようになります。
相手の目を見て、相手のことを考えていると態度で示せば、気持ちが伝わります。
名前を呼ぶことを習慣化すれば、相手に集中できるようになります。
自分を愛するように誰かを愛するということは、自分が聞いてもらいたいように誰かの話を聞き、自分が理解してもらいたいように誰かを理解することだ。(デイヴィッド・オーグズバーガー)
また、会話をするときは、まず相手の話を聞くことを心がけましょう。
人は自分の話を聞いてもらいたいものです。
このルールを理解して、自分の話はできるだけ減らすのです
実際、私も話す時間がはるかに長いので、人の話を聞くことを意識したいと思います。
自分の話は、20%ぐらいに抑えるぐらいがちょうど良いと言います。
コミュニケーション能力が高いということは、相手の話していることが、正しく理解できるということなのだ。相手の説明力がなくても適切な質問をしたり、図に描いたりして、しっかりと理解する。それこそがコミュニケーション能力が高い人だ。
自分の考えを伝えることだけを目的にしては、お互いの理解は得られません。
相手の話をしっかりと聞いて理解できれば、あなたの意見も価値が出てくるはずです。
良い反応ができれば、関係が強化できますから
相手の話を聞くことを意識して行いましょう。
この反応がよければよいほど、あなたへの評価は高まります。
相手の立場を尊重することが、コミュニケーションをよくする秘訣なのです。
人は会話術についての本をよく読む。どうしたら会話がだめになるのか、いい会話をするためにはどうすればいいのか、そしていい会話がどれほどまれであるか等々。だが、本当にまれな存在は、聞き上手な人ではないだろうか。(マルコム・フォーブス)
聞き上手な人が少ないのなら、それを目指せば、特殊な存在になれるのです。
自分の話す時間を減らして、相手の目を見て、話を聞く!
これを、まずは、習慣化してみましょう!
ただ聞くこと。それが相手の心❎を開く鍵なのです。(阿川佐和子)
photo credit: Ross Mayfield via photopin (license)
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