人生を変えたいと思うなら、今はじめなさい。そして、派手にやりなさい。ほかに道はない。だから断酒を決めた!

一人の人間が習慣的に大量の酒を飲むようになるには様々な理由がある。理由は様々だが、結果は大抵同じだ。(村上春樹)

ストレス解消のために飲んでいたお酒が度を過ぎ
私は恥ずかしいことにアルコール依存症に陥っていました。
当時の私は変わろう!変わろう!と思い、何度かお酒から離れてみたのですが
何日かするとまた飲み始めることを繰り返していました。
決断が甘かったことが、やめられない理由でした。
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人生を変えたいと思うなら、今はじめなさい。そして、派手にやりなさい。ほかに道はない。(ウィリアム・ジェームズ)

8年前に体調が悪くなり、今後は二度と飲まないと決め、断酒をスタートしました。
その際は、やめることを躊躇せずに、すぐに行動を起こせました。
ここで人生を変えなければ、いつ変われるのか?と考え、断酒を決めたのです。
お酒をやめる以外に残された選択肢は最早ないと思い
中途半端はやめ、禁酒ではなく、断酒を選択したのです。

本当に8年前にお酒をやめてよかったです。
その後の私は本当に生まれ変われました。
以下お酒をやめたメリットをご紹介します。
■時間をコントロールできるようになった。
■夢にチャレンジできるようになった。
■朝が爽やかに迎えられるようになった。
■健康体を取り戻せた。
■飲み友達以外の新しい仲間を作れた。
■家族との時間が作れた。
■ダイエットに成功できた。
■お金をセーブできた。

お酒で失った当時のお金と時間は二度と取り戻せません。
私が今その二つを大切にしているのは、当時の反省があるからなのです。

あまりにも多くの人が、身の丈以上のお金を使っている。欲しくもないモノを買うために、そして好かれたくもない人に気に入られるために。(ウィル ・ロジャース)

飲んでいた時の私は、お酒のために時間とお金を浪費していたのです。
完全にアルコールに飲まれていた私は
毎日、必要以上にアルコールに溺れていました。
飲み屋をはしごするのが当たり前で
夕方以降はほとんど酔っ払い状態で、家族や仲間に迷惑をかけ続けていました。
1軒目で飲むことをやめられれば、よかったのですが
当時の私は飲むと際限がなく、無駄使いばかりしていたのです。
当然、飲み過ぎで体調もよくなく
いつも二日酔い状態で、自分の時間もダメにしていたのです。
その結果、自分自身を見失い、飲み屋でしか自分の存在をアピールできなくなっていました。

体調が悪くなったことで、自分の人生を振り返りました。
このままでは死ぬときに後悔すると思ったのです。
自分の人生を生きるためには、お酒が邪魔だとようやく理解できました。
私は20年間かかって、やっと断酒を決断できたのです。
この断酒によって、私は悪い習慣を良い習慣に置き換えることを覚えました。
いつも素面でいることで、私はまともな判断力を久しぶりに取り戻せたのです。

お酒を飲んでいた時の口癖の「面倒くさい」を次にやめることにしました。
この習慣も私の人生を変えるのに役立ちました。
「面倒くさい」が私の行動にブレーキを踏んでいると考え
言葉を変えてみたのですが、効果がすぐに現れました。

不思議なことに、口癖を変えることが、私の人生を面白くし始めたのです。
ネガティブな言葉を使う人とは、できるだけ付き合わないようにして
良い言葉を使う人と話すことを意識しました。
その結果、ポジティブな人が周りに集まるようになり
彼らから良いパワーをもらえるようになったのです。

断酒をして、言葉を変えることで、いつの間にか私の人脈が入れ替わり
周りの人のプラスのエネルギーを吸収できるようになり
ポジティブ思考が当たり前になったのです。

また、断酒のおかげで、自分に自信を持てるようにもなりました。
アルコール依存症で自分を見失っていた私が
自信を取り戻せたのは、当時始めたコーチングのおかげでした。
コーチと未来の夢について語っているときに
コーチが徳本さんはすごいですよ!といきなり褒めてくれたのです。
何がすごいのですか?と質問すると
「普通の人はお酒をやめられませんよ!お酒をやめた徳本さんはすごいですよ!」
この一言がキッカケになって、私の中に自信が芽生えました。
チャレンジすることへの恐怖心がなくなったのです。
「断酒ができたのだから、なんでもできる!」と思えるようになり
行動に対する恐怖が一気に無くなったのです。

その後は出版という夢の実現のために
自分のアイデアや習慣をソーシャルメディアでアウトプットすることで
多くの人に見つけてもらえるようになりました。
その結果、編集者との出会いがデザインでき、夢だった書籍を出版できたのです。

最近ではこの断酒体験と夢の実現メッソドで出版したいと思っています。
ぜひ、夢が叶うようにこれからもアウトプットの最大化を図りたいと思います。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
  

photo credit: Cheesy Sunset Photo via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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