折れない心(中村天風著)の書評

習慣化

中村天風氏の折れない心をKindleで読んでいます。
中村氏は、思想家として有名ですが、実業家でもありました。
彼の言葉は明るく、わかりやすく、元気が出るからか
年配の経営者に特に彼のファンが多いようです。
私も50歳を過ぎたせいか、以前より、彼の言葉により反応するようになりました。

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中村天風はとても言葉を大切にした人で、わが舌に悪を語らせまいと言い
批判的な言葉を一切使わないと60年前に宣言しています。

私は今後かりそめにも、わが舌に悪を語らせまい。否、一々我が言葉に注意しよう。同時に今後私はもはや自分の境遇や仕事を 、消極的な言語や、悲観的な言葉で、批判するような言葉は使うまい。終始、楽観と歓喜と、輝く希望と溌剌たる勇気と、平和に満ちた言葉でのみ活きよう。

中村氏は人生を「生きる」という言葉にあえて「活きる」という字を当てたそうです。
明るく活動することが人生をよりよくするのだという天風氏の考え方を
「活」という字が象徴していますね!

大切なのは実行です。どんなわかりにくい道でも、教わったとおり歩きだせば、たとえ迷いながらでも行くところへは行けます。

中村天風はまずは、行動だと言っています。
やる前から諦めてしまっては、結果が出るはずがありません。
10回失敗しても、また、チャレンジすればよいのです。
本書のタイトルのように「折れない心」を持って行動すれば
必ず、未来に良いことが起こるのです。
新たな出会いや人からの教えなど
行動すれば、自分を成長させる何かを掴めます。
行動を繰り返すと、点と点がつながり、結果が伴ってくるのです。
何もしなければ、失敗もしませんが、人生には何も起こりません。

人が何といおうと「俺は幸福だ ! 」 憂うことがあったら、「ああ、楽しい! 」 悲しいことがあったら、「ああ、嬉しい!」 こうして心を振り返りなさい。

幸福だと思えば、悲しい感情は撃退できます。
人間は二つの相反する感情を持つことはできません。
もし、ネガティブな感情が浮かんだら
積極的な言葉で嫌な気持ちを追い出せば、良いのです。
この中村天風のメソッドを覚えておけば、感情をコントロールできますね。

また、その際、言葉の力を借りれば、すぐに人は立ち直れます。
言葉にはそれほどの力(暗示力)があるのです。

言語には、すこぶる強烈な暗示力が固有されている。だから積極的人生の建設を志す者は消極的の言語をたとえ戯れにも口にしてはならないのである。

強烈な言葉を自分の気持ちを高めるように使えば良いのです。
ネガティブな言葉は今日限り、使わないようにしましょう!!
日々使っている言葉がネガティブならば
それを変えないと、大変なことになります。
ネガティブな言葉を潜在意識が正しいと捉え、それを叶えてしまうのです。
言葉が人生を左右していると思いましょう。

心の置きどころを常に積極的にするために 「自分は力だ 」ということを、断じて忘れてはいけない。

いつも力を出せるように、ポジティブな気持ちを持ちましょう。
笑顔や言葉の力で、私たちは自分をアクティブにできます。
私たちは力の結晶だと信じて、自分を励ましましょう。

お前の頭の中に、何が描かれているか当ててみようか? それはお前が失敗して、しょんぼりしている哀れな姿だろう。そんな絵は消してしまいな!おまえが、堂々と相手を説得して「大成功」というシーンを描くのだよ、そうすれば仕事もきっとうまくいく。(中村天風)

自分の中に良いイメージを持つことが、成功のスタートラインです。
自分の脳や感情を上手にコントロールできれば、思考は現実化するのです。
絶えず、理想を思い浮かべれば、必ずそれが現実になるのです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

  

photo credit: Bocca della Verità via photopin (license)

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