未来について悩んでいる人がいたら、この一冊をおすすめします。
ツールズ(フィル・スタッツ&バリー・マイケルズ著)を読むと
恐怖心をなくして、新しいチャレンジできるようになります。
人間にはいつで居心地の良い場所にいたいものですが
そこに安住していると未来を変えられません。
コンフォート・ゾーン(快適な場所)は、人生を安心なものにしてくれると思われている。しかし実際には、人生をつまらないものにしてしまう。
以前の私は飲み屋がコンフォートゾーンでした。
仕事は好きだったのですが、仲間と愚痴を言いながら
ストレスを減らせる飲み屋にいることで、時間を無駄遣いしていました。
当時の私は新たなことにチャレンジする恐怖心をお酒で和らげていたのですが
アルコールに頼っている限り、人生は変えられないことを
20年間費やして、ようやく理解したのです。
しかし、8年前に断酒し、行動を起こしてから
私の人生は一気に面白くなりました。
アルコールをやめて、コンフォートゾーンから脱出することで
私は新たな仲間から「行動する勇気」を教えてもらえたのです。
周りのベンチャー経営者や著者の勇気を見習って
自分のやりたいことをやり始めたのです。
5年前に自分の本を書きたいと思い
ソーシャルメディアでアウトプットを始めたのですが
このアクションが私の人生を変えるキッカケになったのです。
当初は、自分が書くことや話すことが
人からどう評価されるかが気になりましたが
続けることで、だんだんとアウトプットが面白くなってきたのです。
そして、始めてから一ヶ月もたたないうちに
いきなりチャンスが運ばれてきたのです。
勇気を持って出演していたUSTREAMが編集者の目に止まり
私は出版のオファーをもらえたのです。
この時のシンクロニシティが、私の人生をポジティブに変えたのです。
恐怖心を捨てて、行動を最大化すると良いことが起こると気づけた私は
新しいことへのチャレンジを自分からやれるようになったのです。
本書には、未来を変えるためのシンプルな5つのツール(ハイヤーフォース)が紹介されています。
特に、ツール1では恐怖の克服と行動する心構えが書かれているのですが
このアイデアこそ、私が断酒以降に発見した人生のルールだったのです。
目的に苦しみやつらいことはつきものですが
それを解決している自分をイメージすると
不思議と目の前に解決策が現れるのです。
これに近い考えが本書で紹介されていたので、以下、引用します。
1、いつも避けている苦しみに集中する。その苦しみが雲のように目の前に現れる、とイメージする。心の中で、「さあ来い!」と叫んで、その苦しみを求める。求めるのは、その苦しみに大きな価値があるからである。2、心の中で「私は苦しみが大好きだ!」と声を張り上げながら、どんどん前進する。苦しみの中に深く入り込み、苦しみとひとつになる。3、雲があなたをひょいっと吐き出し、すぐ後ろにぴったりくっついているのを感じてみよう。心の中で、「苦しみは私を自由にしてくれる」という。雲から離れながら、自分が純粋な光へと変化し、大いなる目的意識を持って前進するのを感じる。
コンフォート・ゾーンを脱出し、行動することが成功の鍵なのです。
目標に向かって、苦しみを求めなければ、自分の狭い世界から、外には出られません。
多くのチャンスは自分とは違う人脈の中にあるというのが私の発見です。
いつもいる世界でチャンスを得られないのなら、今すぐ居場所を変えるべきです。
アクティブに動いている人たちがいる場所に移動して、勇気を持って話しかけましょう。
恐怖心を乗り越えて、ドアをたたかない限り、チャンスは絶対に見つからないのですから。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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