幸せの三要素とは何か?その中で最も何が重要なのか? 

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ありがとうとお金の法則を再読していますが
その中で紹介されている小林正観氏の「幸せの定義」が良かったので
以下本書から、引用します。

人に「幸せ」を与えてくれると思われているものは、大きく三つに分けられます。一つ目は「物」です。金銭的なものを含めた、物質的な「物」。二つ目は「状況」や「環境」というものです。たとえば、自分が課長になったとか、教授になったとか、地位が上がったなどの「状況」がその一つです。それから、美しい海や山を目の前にしている。その風景が自分にとって心地よいという意味での「環境」があります。そして、三つ目は「心」です。「心」というのは「……と思う心」です。(小林正観)

幸せの三要素を整理するとこの3つに集約されます。
■「物」
■「状況」や「環境」
■「心」
最近、お金や物だけでは幸せにはなれないと考えています。
物やお金を追い求めると際限がなくなります。
もっともっとと思うようになり、いつまでたっても満足出来ないのです。

地位や名誉という「状況」も「物」と同じで
上を目指しはじめると、切りがなくなります。

世の中にはつねに、物質的、金銭的な欲望があり、それは際限がない。「足ることを知る心」、つまり充足する、満足する、という「心」を持っていない限り、幸せになるどころかますます「不幸」、あるいは、足りないことが「悩み」や「苦しみ」を生むことになるでしょう。ですから、ここで「心」というものが非常に大切になってきます。「幸せ」と感じるのも、「不幸」と感じるのも「心」です。「物」や金銭がまったくなくても、あるいは状況や環境が他人から見てひどいものであっても、「幸せ」と思う「心」があれば、その人にとって「幸せ」は揺るぎないものになります。「幸せ」は外的なもので決まるのではなく、「心」の問題として決まっているのです。

以前の私はアルコール依存症でした。
本当は、お酒を飲んでリッラクスして
気持ちをハッピーにするつもりでしたが
飲みすぎた脳は適度のアルコールでは満足しなくなり
アルコールの量がどんどん増えていき、悲惨な状況になっていました。
もっともっと飲みたいという気持ちが、私に不幸せを運んできたのです。

アルコールをやめることで、私は自分の生活を見直しました。
8年前にアルコールを断って、人生をやり直すことにしたのです。
アルコールに頼らなくても、幸せになれるように
心の満足を追い求めることにしたのです。
お酒を飲まなくても交流できる仲間を求めて
自分を成長させるコミュニティに参加したのです。

そして、酒を飲まなくてもポジティブな人と一緒にいると
エネルギーをもらえ、ワクワクできることに気づきました。
朝活や読書会に参加することで、私は人に貢献することを覚えました。
自分の知識や体験を伝えることで、人のお役に立てることを発見したのです。
読んだ本を紹介するだけで、感謝されることにビックリしました。
「ありがとう!」と言われるだけで、心が満たされるのだと
44歳を過ぎたタイミングでやっと理解できたのです。

それ以来、自分の知識や体験を仲間のためにアウトプットしています。
自分にできる貢献で、人は幸せになれるのです。
「ありがとう!」と人から言われることで
幸せになれるのですから、貢献できる何かを探してみましょう!
心の満足を求めている人たちと交流することで
物に頼らない生活をスタートできるのです。

  

hat and zara silk shirt via photopin (license) 

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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